果実周辺環境制御による次世代のぶどう栽培法の提案

No 27030180
問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) 全国
提出機関(部局) 栃木県農業試験場
テーマ名 果実周辺環境制御による次世代のぶどう栽培法の提案
対応が想定される技術 防除技術
農業・食品産業等の現場における問題点 本県のブドウ栽培面積は約175haで、着色期以降を高温時期で経過する作型はハウス面積を含め約90%である。そして、着色期以降の高温は着色不良及び成熟遅延による品質低下しやすく、栽培上大きな問題となっている。
また、太陽光発電を利用したLED照明や大気中のCO2を濃縮して利用するCO2施用法など、自然環境に優しい栽培法を提案する。
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) ①着色に及ぼす光条件等環境要因の解明
②化石燃料を使わないCO2濃縮装置を活用した品質向上対策
③着色系品種等の品質向上技術の開発
④CO2濃縮装置や太陽光等自然環境を利用した次世代の栽培体系の開発
分類 活用できる技術があり、部分的にも課題の解決が可能
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) 次世代のぶどう栽培法については、ブドウの着色と温度や光など環境条件との関係に関する基礎的研究を農研機構において実施中。高温対策としての局所果房冷房技術は石川県と共同で開発済み(実用新案)。ブドウ着色向上剤としての天然ABAについて植物生育調節剤適用性試験が実施されており、農薬登録に向けた準備が進んでいる。
カテゴリ 病害虫 化石燃料低減 環境制御 高温対策 栽培体系 CO2施用 農薬 光条件 品種 ぶどう

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