ネオニコチノイド系農薬の養蜂への影響撲滅技術の開発

No 27010150
問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) 全国
提出機関(部局) NPO法人グリーンテクノバンク
テーマ名 ネオニコチノイド系農薬の養蜂への影響撲滅技術の開発
対応が想定される技術 栽培技術 防除技術 環境対策技術
農業・食品産業等の現場における問題点 ・ミツバチを利用したトマトの受粉は、高品質トマトの生産に有効である。有機リン系農薬に代わり利用されているネオニコチノイド系農薬の養蜂への影響が世界的に問題となっているが、日本では使用規制がない。
・この農薬が水田地帯において蜂群の崩壊に関与していることが畜草研等から報告されており、被害は北海道で著しい。
・トマト栽培に使用されるマルハナバチの環境への影響から、北海道庁ではエゾオオマルハナバチ利用の研究を求めている。しかし、いろいろな制約があって、ミツバチの施設野菜等での利用は進んでいない。
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) ・農薬に汚染された花粉が巣箱に持ち込まれることによって被害が発生するので、巣箱に花粉を持ち込ませない構造の巣箱の開発
・北海道の施設栽培で春期に蜜蜂を利用するための周年養蜂技術の開発
・トマト等への蜜蜂利用技術の開発
分類 研究開発を実施中
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) 蜜蜂の農薬曝露からの被害回避技術については、地域戦略プロ「ミツバチ農薬曝露軽減の技術の開発による交配用ミツバチの生産の安定化(H28-30)」において、研究中。研究成果が得られ次第、成果を元にした被害回避マニュアルを作成し、現場への技術移転と、それにかかる支援・助言を実施する。
カテゴリ 病害虫 施設栽培 受粉 水田 トマト 農薬 マルハナバチ ミツバチ

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