No | 27030830 |
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問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) | 全国 |
提出機関(部局) | 長野県農業試験場 |
テーマ名 | 麦類土壌伝染性ウイルス病害の総合防除対策と抵抗性品種の開発 |
対応が想定される技術 | 品種開発 防除技術 |
農業・食品産業等の現場における問題点 | 長野県では平成21年以降、コムギ縞萎縮病、コムギ萎縮病、オオムギ縞萎縮病の発生が相次いで確認され、発生が拡大している。これら土壌伝染性ウイルス病は、近年全国的に被害が拡大し問題化しているが、耕種的防除が困難であり、根本的解決には抵抗性品種の育成が不可欠である。 |
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) | ・麦類土壌伝染性ウイルス病対策 1)各ウイルスの簡易感染診断技術の開発と普及 2)各ウイルスの系統同定技術の開発 3)各ウイルスに対する麦類の抵抗性DNAマーカーの開発 4)複合抵抗性品種の開発 |
分類 | 研究開発を実施中 |
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) | 抵抗性品種については、農食事業において、「ゆめちから」のコムギ縞萎縮病抵抗性をDNAマーカーで導入した「関東140号」「関東141号」を開発し、配付中。また、委託プロ「気候変動対策プロ」において、オオムギの萎縮病、縞萎縮病抵抗性品種を開発中。オオムギについては、H28秋播から萎縮病・縞萎縮病の両方に抵抗性の系統を配付予定。これにかかる技術情報の提供等を実施している。 |
カテゴリ | 病害虫 萎縮病 大麦 気候変動対策 コムギ・オオムギ縞萎縮病 診断技術 DNAマーカー 抵抗性 抵抗性品種 土壌伝染性ウィルス 防除 |