果樹の農薬抵抗性病害虫のモニタリング手法開発と抵抗性評価法の確立

No 27030850
問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) 全国
提出機関(部局) 長野県果樹試験場
テーマ名 果樹の農薬抵抗性病害虫のモニタリング手法開発と抵抗性評価法の確立
対応が想定される技術 防除技術
農業・食品産業等の現場における問題点  近年、各種殺菌剤、殺虫剤に対し効力低下を引き起こす病害虫の発生が顕在化しており、効果的な防除体系が組めない状況が生じ始めている。一方、農薬開発においては新規薬剤の開発が困難な状況にあることから、既存の薬剤を有効かつ長期的に活用することが重要となる。このため既存薬剤に対する効力低下の検定手法の開発と評価指標の確立が必要と考える。
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) 1)薬剤の種類と病害虫の組み合わせに応じた検定手法の開発(全国共通の手法)
2)抵抗性・耐性程度の評価指標の確立
分類 研究開発を実施中
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) 果樹の病害のうち、ブドウのベト病については、委託プロ「園芸遺伝子」の中で育種的な研究開発中。得られた抵抗性遺伝子マーカーの情報は、他の機関でも活用できるDNAマーカー情報として提供する。害虫の薬剤抵抗性に関しては、委託プロ「ゲノム情報等を活用した薬剤抵抗性管理技術の開発(H26-30)」において、薬剤抵抗性原因遺伝子の変異の程度や発現量を指標にした薬剤抵抗性の診断技術を開発中。また、害虫の薬剤抵抗性の診断技術は、現場で診断できる技術になるようにしていく。
カテゴリ 病害虫 育種 害虫 管理技術 診断技術 DNAマーカー 抵抗性 抵抗性遺伝子 抵抗性検定 農薬 評価法 ぶどう 防除 モニタリング 薬剤 薬剤耐性

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