生物多様性を活用した大規模果樹園の病害虫雑草管理法の開発

No 27031250
問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) 全国
提出機関(部局) 静岡県農林技術研究所果樹研究センター
テーマ名 生物多様性を活用した大規模果樹園の病害虫雑草管理法の開発
対応が想定される技術 防除技術
農業・食品産業等の現場における問題点 果樹栽培においては、土着の天敵類による害虫抑制作用が明らかになりつつある。土着天敵の発生を強化するためには、その代替餌となる昆虫や植物、生殖場所となる植物が必要である。
しかし、果樹園の大規模効率化のために行っている園地造成により圃場境界線や法面が減少し、植物相が単調となった果樹園では土着天敵類の発生が抑制され、害虫が多発する場合がある。
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) ①省管理防風システム:防風樹と防風ネットを組合わせ天敵相を豊かにするシステムを開発する。
②果樹園に適した草花・下草種の選定:果樹の生産に適し、天敵相を豊かにする草花・下草種を選定する。
③多様な天敵相の機能解明:果樹園内の防風垣や下草に生息する天敵類について害虫抑制能力を評価する。
④天敵類を活用した省力的な害虫管理技術:天敵類とそれらに影響の少ない薬剤防除法を組合わせた防除体系を確立する。
分類 研究開発を実施中
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) 土着天敵類を活用する果樹の生産技術は、委託プロ「気候変動に対応した循環型食料生産等の確立のためのプロジェクト」、農食事業「土着天敵と天敵製剤<w天敵>を用いた果樹の持続的ハダニ防除体系の確立」で、開発中。また、土着天敵の活用は、H27年度終了の「土着天敵プロ」で取り組んでおり、マニュアルを発行予定。
カテゴリ 病害虫 害虫 管理技術 雑草 植物相 天敵利用 土着天敵 防除 防風林・防風ネット 薬剤

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