| No | 27031410 |
|---|---|
| 問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) | 全国 |
| 提出機関(部局) | 農研機構 畜産草地研究所 |
| テーマ名 | 家畜ふん堆肥化過程で発生する発酵熱の回収・利用技術の開発 |
| 対応が想定される技術 | 環境対策技術 |
| 農業・食品産業等の現場における問題点 | ・家畜ふんの堆肥化過程で発生する発酵熱は、現状では単に環境中へ放出されている。一方で、畜産経営内では、畜舎暖房や機器洗浄等の多様な熱需要がある。 ・吸引通気式堆肥化施設や密閉型堆肥化施設等では、発酵熱を50~70℃程度の排気として獲得できるが、熱の利用法とその効果について確立されていない。 ・堆肥化施設を稼働させるには、連続的な通気により電力消費量が非常に大きい。しかし、通気量を単純に低減させると、発酵品質が低下してしまう。 ・発酵熱回収のためには、適切な水分調製をおこない、良好に堆肥発酵させることが前提となるが、水分調製に必要なオガクズ等の木質系資材が全国的に不足している。 ・発酵熱を回収する際には、排気中のアンモニアが溶解した結露水が発生する。圃場施用などで活用されることが望ましい。 |
| 問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) | ①発酵熱を温水や乾燥温風として回収する技術の確立 ②発酵熱の利用(堆肥原料加温、畜舎暖房、温水給与、など)のための技術開発 ③電気代削減を目的とした堆肥化施設および農場全体の運転管理最適化技術の開発 ④木質系資材に代替する新規副資材の探索と利用特性の解明 ⑤熱回収時に発生する結露水の利用技術の開発 |
| 分類 | 研究開発を実施中 |
| プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) | 堆肥原料加温、畜舎暖房等の技術開発については、農食事業「スマートコンポスト(H28-30)」において研究中。温水給与については、先端プロ「持続的畜産(H25-29)」において、温水給与と堆肥原料加温については、地域戦略プロ「高効率飼料生産(H28-30)」において現地実証中。限定された方式(吸引通気式)の堆肥化施設に対応した温水給与システムについては市販され、問題の一部は解決済み。 |
| カテゴリ | 環境負荷低減 乾燥 経営管理 |