機械化に適した樹形の共通化による果樹の省力・大規模化と収量増への挑戦

No 27031510
問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) 全国
提出機関(部局) 農研機構 果樹研究所
テーマ名 機械化に適した樹形の共通化による果樹の省力・大規模化と収量増への挑戦
対応が想定される技術 ロボット化技術 栽培技術 機械化技術
農業・食品産業等の現場における問題点  わが国の果樹生産は、高齢化、後継者不足や価格低迷等により、産地を維持・活性化するための省力技術、収益性向上技術が強く求められている。この問題の解決のためには、新たな作業機械開発や将来的にはロボットの利用が不可欠である。果樹は、樹種毎に樹形が異なることが新たな機械開発の阻害要因となっており、樹冠を平面的に配置できる共通的な列状密植樹形(主幹形、V字形、Y字樹体ジョイント等)を用いることで、早期成園化や樹種共通機械の開発を加速化し、省力化、大規模化を進めるとともに、空間利用の拡大、新技術の導入等による収量増加技術を合わせて導入し、生産者の収益の向上、産地の維持発展を図る必要がある。
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) ○生産体系のシステム化
・機械化に適した共通樹形の開発及び既存樹形の改良
・低コスト果樹棚の開発
・栽培条件に合った施肥・かん水システムの開発
・効率的で低コストの苗木育成システムの開発
・新たなわい性台木の選抜
○大規模化に適した機械の開発
・樹種共通の自動走行台車、高効率作業台車の開発
・収穫等作業ロボットの開発
・機械の導入による省力化効果の解明
○作業の単純化
・植調剤等を用いた省力化技術の開発
・省力機械の導入を前提とした摘果、収穫、剪定等の作業手順の単純化
・大規模園を前提とした省力作業マニュアルの作成
○安定多収技術
・植調剤や側枝管理技術による花芽着生技術の開発
・樹高、裁植密度と最大収量の関係の把握
・新技術、多収品種等を使ったチャンピオンデータへの挑戦
・安定多収生産のための効率的かん水施肥法の開発
分類 研究開発を実施中
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) 機械開発及び新たな樹形開発については、先導プロ「果実生産の大幅な省力化に向けた作業機械の自動化・ロボット化と機械化樹形の開発(H28-32)」において、研究中。
カテゴリ 安定多収技術 管理技術 機械化 機械開発 栽培条件 樹型改良 樹体ジョイント 省力化 省力作業 新技術導入 施肥 早期成園化 台木 大規模化 低コスト 品種 ロボット

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