野菜生産環境における炭素循環の解明と微生物活性制御技術の開発

No 27031600
問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) 全国
提出機関(部局) 農研機構 野菜茶業研究所
テーマ名 野菜生産環境における炭素循環の解明と微生物活性制御技術の開発
対応が想定される技術 栽培技術
農業・食品産業等の現場における問題点 農業生産を支える土壌や水耕用水系における炭素は微生物の成育に不可欠であり、農業生産環境においては植物と競合することなく利用できる物質の代表格と考えられる。土耕栽培では、堆肥や収穫残渣などの有機物の分解や地力形成といった物質循環の中心的役割を微生物が担っている。しかしながら、栽培段階では植物との肥料成分をめぐる競合、食中毒菌等の有害微生物による生産物の品質低下リスクにも繋がり、微生物の制御は生産物の安定供給を左右する大きな要因と考えられる。そこで、生産環境における炭素循環の制御を通じ、微生物の活性を管理し野菜への効率的な養分供給、有害微生物による品質低下リスクの低減方法を確立する。
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) 中課題1:土耕栽培環境における炭素循環の解明と制御技術の開発
① 土壌における炭素循環と微生物の挙動解明
 堆肥連用圃場における炭素循環と、これに関わる微生物に及ぼす栽培管理の影響を解明する。
② 炭素循環制御による有機物の分解と肥効発現制御技術の開発
 有機物と土壌に含まれる炭素量と微生物活性を耕種的手法により制御することにより、肥効発現を制御する。
中課題2:水耕栽培環境における炭素循環の解明と除去技術の開発
① 栽培用水系における炭素循環と微生物の挙動解明
 水耕栽培用水系における炭素循環とその炭素源が各種微生物に及ぼす影響を解明する。
② 栽培用水系における炭素除去技術の開発
水質管理用濾過システムに炭素除去システムを組み込む。
分類 活用できる技術が無く、研究開発が必要
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) -
カテゴリ 肥料 栽培技術 水耕栽培 炭素循環

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる