No | 27040180 |
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問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) | 全国 |
提出機関(部局) | 新潟県農業総合研究所作物研究センター 栽培科 |
テーマ名 | |
対応が想定される技術 | 防除技術 |
農業・食品産業等の現場における問題点 | 新潟県では、温湯消毒による水稲種子消毒が全体の半分を占めており、今後もさらに普及拡大が見込まれる。 温湯消毒は、熱によって殺菌効果が発揮されるため、残効性がなく、また熱に強い病害には効果がない。近年、温湯消毒で効果が低いとされるばか苗病、細菌性病害、ごま葉枯病の発生が増えている。特に防除手段の少ないばか苗病は、採種ほ近辺でも発生し、対応に苦慮している。 |
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) | ・発芽率を確保しつつ、消毒効果を高める温湯処理条件の改良 ・温湯処理以外の農薬によらない種子消毒法の開発 ・本田の農薬散布等による発病抑制、保菌抑制技術の開発 ・発病の見られた育苗箱に対する、本田発病抑制技術の開発 |
分類 | 活用できる技術があり、部分的にも課題の解決が可能 |
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) | 温湯処理条件の改良については、4次緊プロ事業(H23-25)において、農研機構等によって過熱水蒸気を利用した種子消毒装置が開発済みで、温湯消毒と同等以上の効果が確認されている。これにかかる技術情報の提供等を実施している。 |
カテゴリ | 病害虫 育苗 温湯消毒 ごま 種子消毒 水稲 農薬 防除 |