・ナシ萎縮病の病原性の解明と簡易診断法の開発

No 27050270
問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) 全国
提出機関(部局) 愛知県農業総合試験場 環境基盤研究部 病害虫研究室
テーマ名 ・ナシ萎縮病の病原性の解明と簡易診断法の開発
対応が想定される技術 防除技術
農業・食品産業等の現場における問題点 ・ナシ萎縮病は、10年生以上の成木に発症し、絶対的な主要品種である「幸水」で特に被害が多い。葉の変形、新梢伸張不良、果実肥大不良となり、枯死する。
・本病害には登録農薬がなく、着果制限等の耕種的防除法しか対策がない。
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) ・ナシ萎縮病の病原性の解明と簡易診断法の開発
(病原体はFomitiporia torreyaeyとFomitiporia punctataが既報だが、本県では 未報告のFulviformes umbrinellusも主たる病原体の可能性が高い。)
分類 研究開発を実施中
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) ナシ萎縮病に対しては、農研機構が交付金で耕種的防除対策案を提示するとともに、他研究機関と連携して発生生態の解明を推進中。同時に、本病の問題解決のため、発生状況とその推移に関する情報を収集中。研究成果が得られ次第、公表し、同定・診断技術等について現場への技術移転やそれにかかる支援・助言を実施する。

○愛知県では、年輪調査用の生長錐による少量試料採取と、LAMP法を組み合わせて、Fomitiporia torreyaeとFulviformes umbrinellusを同時に蛍光で判別可能な簡易診断法を開発した。
カテゴリ 病害虫 簡易診断 シカ 診断技術 ナシ萎縮病 農薬 病原性解明 品種 防除

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