No | 27010400 |
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問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) | 全国 |
提出機関(部局) | 北海道立総合研究機構畜産試験場 |
テーマ名 | ゲノム育種価を活用した黒毛和種改良システムの開発 |
対応が想定される技術 | 品種開発 |
農業・食品産業等の現場における問題点 | ・北海道における黒毛和種の改良は、育種価の活用により着実に進んできたが、各個体の育種価判明までに長期間を要し、改良の足かせとなっている。 ・黒毛和種における集団の有効な大きさはここ数十年で激減し、近交退化に伴う経済性への影響が懸念されている。 ・この状況を改善するためには、多数のSNP解析に基づくゲノム育種価など新たな手法の開発が急務であり、全国の関係機関による組織的な取組が必要である。 |
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) | ・黒毛和種改良に資するゲノム育種技術の開発 ①経済形質(繁殖性、飼料利用性等)におけるゲノム育種価予測法の開発 ②SNP解析情報を用いた遺伝的多様性の確保と改良手法の開発 ・黒毛和種においてゲノム育種を継続的に活用していくための解析体制の整備 |
分類 | 研究開発を実施中 |
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) | 肉用牛のゲノム情報を利用した育種技術については、委託プロ「家畜の生涯生産性向上のための育種手法の開発(H27-31)」、先導プロ「国産和牛肉の新たな差別化のための評価指標及び育種手法の開発(H28-32)」において研究中。研究成果が得られ次第、国内の肉牛育種事業体への技術移転と、それにかかる支援・助言を実施する。 |
カテゴリ | 育種 SNP解析 ゲノム育種 飼料利用性 肉牛 繁殖性改善 |