テーマ名称未記載 ID: (病害虫/いちご/受粉/農薬/ヒロズキンバエ/防除/マルハナバチ/ミツバチ/薬剤)

No 27060010
問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) 全国
提出機関(部局)
テーマ名
対応が想定される技術 栽培技術 飼養技術 環境制御技術
農業・食品産業等の現場における問題点  イチゴの促成栽培における受粉はほとんどがセイヨウミツバチを利用しているが、近年、供給不足のためにミツバチの価格が高騰。
 医療用のハエの幼虫を生産供給する株式会社ジャパンマゴットカンパニーが受粉用ハエ(ヒロズキンバエ)の生産販売を開始。
 イチゴの促成栽培での利用が試みられ、①無加温ハウスで利用できること、②圃場近辺での伐採樹木の焼却によりセイヨウミツバチが飛翔しない場合も利用できること、③紫外線カットフィルム下でも利用できること、④セイヨウミツバチを利用するよりも不受精果の発生が少ない可能性があること、が見出されつつある。
 適当な放飼数、農薬の影響、施設内温度と羽化日数の関係、クモの影響など不明な点が多く、また、ミツバチと比較して導入経費が高い。
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) イチゴの促成栽培におけるミツバチの代替・補完ポリネーターとしてのヒロズキンバエの利用
①適当な放飼数の決定
 異なる放飼数のハウスを促成栽培に供し、適当な放飼数を決定する。
②農薬の影響の明確化
 防除薬剤がヒロズキンバエの活動に及ぼす影響を明らかにする。
③厳寒期の無加温ハウスで利用するための羽化促進技術の確立
 ハウス内の温度が低い厳寒期にも安定して羽化させるための技術を、生産者が容易に利用できる方法として確立する。
④安価な提供方法の確立
 生産者が利用できる卵あるいは若齢幼虫からの飼養装置を開発し、安価な提供方法を確立する。
分類 研究開発を実施中
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) ○奈良県が、(株)ジャパンマゴットカンパニー、岡山大学、島根県及び西日本農研と共同で、地域戦略プロ「冬季寡日照地域のイチゴ栽培におけるミツバチの補完ポリネーターとしてのビーフライ(ヒロズキンバエ)の利用」において研究開発中。
カテゴリ 病害虫 いちご 受粉 農薬 ヒロズキンバエ 防除 マルハナバチ ミツバチ 薬剤

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