No | 27060050 |
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問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) | 全国 |
提出機関(部局) | |
テーマ名 | |
対応が想定される技術 | 栽培技術 環境制御技術 |
農業・食品産業等の現場における問題点 | 近年、夏の異常高温や高温の長期化は、シクラメン・プリムラ等の鉢花・花壇苗において出荷遅れと成品化率の低下を、トルコギキョウやデルフィニウム等の切り花では冷房育苗コストの増加をもたらしている。 これに対し、同様の問題をもつイチゴでは、予冷庫を利用した間欠冷蔵処理が普及しつつあり、花き類においても、同様の効果を期待した試験が各所で始まっている。 しかし、花き類においては品目が多岐にわたり、温度処理に対する反応についても異なる場合が多いため、品目と目的に応じた処理方法を検討する必要がある。また、間欠冷蔵での非低温時の環境について、他の降温技術との組み合わせを検討する必要がある。 |
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) | 間欠冷蔵処理を核とした花き類の低コスト耐暑育苗技術の確立 ①間欠冷蔵による生育向上・花芽分化促進効果の作用機作の解明 (1)低温時の温度、搬出入時期の影響 (2)非低温時の環境条件の影響 ②切り花における夏季育苗技術の確立 (1)スターチスにおける育苗技術の確立 (2)トルコギキョウにおける育苗技術の確立 (3)デルフィニウムにおける育苗技術の確立 4)ダリアにおける育苗技術の確立 ③鉢花・花壇苗における夏季育苗技術の確立 (1)エラチオールベゴニアにおける技術の確立 (2)プリムラにおける育苗技術の確立 (3)シクラメンにおける育苗技術の確立 |
分類 | 研究開発を実施中 |
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) | ○奈良県では、岡山大学や西日本の3県(兵庫県、香川県、島根県)と、育苗時の間欠冷蔵による生育・開花調節技術を開発中。トルコギキョウ等数品目で間欠冷房の効果が確認されている。 |
カテゴリ | 育苗 いちご 温度処理 コスト シクラメン 出荷調整 スターチス ダリア 低コスト デルフィニウム トルコギキョウ プリムラ ベゴニア |