No | 27060080 |
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問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) | 全国 |
提出機関(部局) | |
テーマ名 | |
対応が想定される技術 | ロボット化技術 栽培技術 環境制御技術 |
農業・食品産業等の現場における問題点 | 暖房用燃油費は施設園芸の経営費の3~4割を占め,依然として経営リスク要因の1つである。現在,温室内省エネ装備の導入による燃油使用量の削減が進められているが,その削減率は温室外への防風施設の設置がもたらす保温性向上によって上乗せできる見込みがある。 |
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) | 温室群の保温性能をベースアップする省エネ推進システムの開発 ①防風ネット省エネ効果の解明 寒冷地から西南暖地にかけて,低温性から高温性作物を栽培する温室を対象として,熱収支測定とトレーサガス隙間換気測定を元に,防風ネットが温室の暖房燃油使用量を削減する効果と外風速の関係を解明する。 ②省エネ効果を判定するツールの開発 局地気象モデルやメッシュ気候値等から推定される冬季の施設園芸産地における外気温と風況から、1kmメッシュの解像度で温室の暖房燃料使用量と防風ネットの省エネ効果を判定するWebアプリを開発する。 |
分類 | 研究開発を実施中 |
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) | 温室群の保温性能を改善する省エネ技術のうち、防風ネットによる省エネ効果については、暖房時の温室の熱損失削減効果を研究中であり、判定に必要な隙間換気伝熱係数の推定方法を開発中。 |
カテゴリ | 環境制御 経営管理 施設園芸 省エネ・低コスト化 燃費削減 |