No | 27070040 |
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問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) | 全国 |
提出機関(部局) | |
テーマ名 | |
対応が想定される技術 | ロボット化技術 ICT 防除技術 |
農業・食品産業等の現場における問題点 | 傾斜度1/20の水田割合について、全国平均が14%であるのに対し、中国四国地域は約2倍の27%と高い割合となっている。また、管内の中山間地域においては、高齢化に伴う、深刻な労働力不足に直面しており、水田作業の省力化・軽労働化は水田農業のみならず、農村社会そのものの維持に向けて喫緊の課題である。 これまで、中山間地域の水田における畦畔除草ロボットの開発、カバープランツの導入、生育初期の効果的な除草体系の確立等、個別の試験研究では一定の成果が得られているものの、複数の研究成果をパッケージ化し、現場のニーズに応じた課題解決を行っていく視点が不足していることから、総合的な検討が必要である。 |
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) | 中山間地域における水田の省力・軽労働な畦畔除草技術の開発 ①多様な地形、雑草種類に対応した畦畔除草ロボット利用技術の確立 ②アシストスーツを活用した畦畔除草作業の軽労働力化 ③カバープランツの導入による畦畔除草作業回数の軽減 ④生育初期からの雑草防除剤の効果的な施用によるの畦畔除草作業回数の軽減 ⑤①~④を組み合わせた畦畔除草体系を確立するとともに、傾斜度や雑草の種類等に応じた複数の畦畔除草体系を確立 |
分類 | 研究開発を実施中 |
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) | 中山間地の畦畔管理技術については、委託プロ「福島イノベーション・コースト構想に基づく先端農林業ロボット研究開発事業(H28-30)」において、除草ロボットや植生管理等による作業軽労化技術の開発と現地実証を実施中。また、先端プロ「食料生産地域再生のための先端技術展開事業(H25-29)」等において、二重ネット工法を用いたシバの植栽技術を開発し、実証中。畦畔管理技術関係の研究成果が得られ次第、実用水準の小型除草ロボットの公表や二重ネット工法マニュアルの拡充化を図り、メーカーや現場への技術移転やそれにかかる支援・助言を実施する。 |
カテゴリ | 病害虫 アシストスーツ 傾斜地 畦畔管理 畦畔除草 軽労化 雑草 省力化 省力除草 植生管理 除草 水田 中山間地域 ロボット |