No | 27010460 |
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問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) | 全国 |
提出機関(部局) | 北海道農業研究センター・酪農研究領域 |
テーマ名 | 土壌凍結地域における生態的ファシリテーションを利用したペレニアルライグラスの簡易導入・利用法の確立 |
対応が想定される技術 | ICT 栽培技術 環境対策技術 |
農業・食品産業等の現場における問題点 | ・購入飼料価格の高止まり等により、道内土壌凍結地域においても、高栄養で嗜好性の高いペレニアルライグラス栽培の要望が高まっている。 ・従来、土壌凍結地帯では栽培できないとされてきたペレニアルライグラスであるが、近年、生育事例が確認されており、温暖化や多雪化のほか、他の牧草種による生態的ファシリテーション(定着促進作用, facilitation)による可能性も指摘されている。 |
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) | ・土壌凍結地帯におけるペレニアルライグラスの生育事例把握と、デジタルマップ化による広域的要因解析 ・生態的ファシリテーション効果を最大化する要因の解明 ・ペレニアルライグラスの超省力的簡易導入技術の開発と植生管理法の提示 |
分類 | 研究開発を実施中 |
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) | 委託プロ「高栄養国産飼料(H27-31)」において、オーチャードグラスとの混播技術の開発を、農食事業「北海道草地の植生を改善し高品質粗飼料生産を可能とする牧草品種の育成(H26-29)」において、ペレニアルライグラスの高品質性と耐寒性に優れるメドウフェスクを組み合わせた属間雑種の品種開発を実施中。 |
カテゴリ | 植生管理 耐寒性 超省力 土壌凍結地帯管理技術 品種 品種開発 |