No | 27020020 |
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問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) | 全国 |
提出機関(部局) | 宮城県古川農業試験場 |
テーマ名 | |
対応が想定される技術 | 防除技術 |
農業・食品産業等の現場における問題点 | ・水稲の重要病害であるイネいもち病について,H24年から西日本においてQoI剤耐性菌の出現が報告されており,QoI剤が普及している東北地方でも今後発生の危険がある。 ・耐性菌のモニタリングを行うとともに,耐性菌発生を事前に抑制する防除体系等の対策を策定する必要があると考えられる。 ・各JA単位での問題認識や想定する対応について県との情報共有はされておらず,関係者間で事前に協議する必要がある。 |
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) | ・東北各県におけるモニタリング結果等の情報について代表機関等でとりまとめ,情報共有をする。 ・耐性菌出現時の対応についてJA等と情報交換を行い,どのような想定をしているか把握するとともに,既発生県の対応等を参考に適切な事前対策を講じる。 |
分類 | 活用できる技術があり、部分的にも課題の解決が可能 |
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) | 提案のあった適切な事前対策については、委託プロ「ゲノム情報を活用した薬剤抵抗性管理技術の開発(H26-28)」において、QoI剤耐性いもち病菌の対策技術の構築と管理マニュアルの策定を実施中。研究成果が得られ次第、管理マニュアルを公表し、現場への技術移転やそれにかかる支援・助言を実施する。情報共有については、東北農研が窓口となり情報の収集および共有をはかる。 |
カテゴリ | 病害虫 いもち病 いもち病耐性菌 管理技術 水稲 耐性菌 抵抗性 防除 モニタリング 薬剤 |