No | 27020260 |
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問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) | 全国 |
提出機関(部局) | 山形県農業総合研究センター園芸試験場 |
テーマ名 | |
対応が想定される技術 | ロボット化技術 栽培技術 環境制御技術 |
農業・食品産業等の現場における問題点 | ・近年、温暖化はもとより、短期間で激変する異常気象が多発しており、高温・乾燥及び集中豪雨等により、作柄の不安定化が問題となっている。また、生産者の減少も慢性的課題である。 ・露地栽培による土地利用型品目等では、低コスト化や省力化、品質向上等を念頭に技術開発に取り組んでいるが、更なる生産の安定拡大に向けて、これまでの施設における環境制御技術等の露地への応用の可否について検討をするなど、より効率的な高品質安定多収生産技術の開発が必要である。 ・施設園芸においては、今後、これまで以上の高温等による障害への対応や低コスト化のニーズが予想されることから、AIシステム等を活用した最適かつ効率的栽培技術開発が必要である。 |
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) | 1.露地栽培 ①早急な気象変化に対応できる露地での環境制御及び事後対応技術の開発 ・ICTと生育診断、対応技術のマッチング ②持続的な対応システム構築 ・環境制御技術の複合化と長期継続可能技術の検討 ③温暖化に対応した技術開発 ・新規拡大病害虫への対応 ・品種開発他 2.施設園芸 ①ICT活用環境制御技術とAI(アグリインフォマティクス:農業情報科学)システムのマッチング及び適応施設範囲の拡大 ②高温障害回避技術 |
分類 | 研究開発を実施中 |
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) | 気象変化に対応できる露地での環境制御及び事後対策技術開発に関わる研究としては、先端プロ「土地利用型(H24-29)」において、新たな地下潅漑システムOPSISを活用したホウレンソウ安定生産技術の開発を実施している。また、インフォマティクスを活用した新たな栽培管理システムの開発に関わる研究として、SIP「植物工場」において、トマトの環境情報に基づく至適栽培管理技術などの開発を実施中。 |
カテゴリ | 病害虫 ICT 害虫 環境制御 乾燥 高温対策 栽培技術 施設園芸 省力化 低コスト トマト 品種 品種開発 防除 ほうれんそう |