No | 27020370 |
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問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) | 全国 |
提出機関(部局) | 宮城県農業・園芸総合研究所 |
テーマ名 | |
対応が想定される技術 | 栽培技術 防除技術 |
農業・食品産業等の現場における問題点 | 現在本県には在来種(「ブルンスウィック」と推察される)を主に60haのイチジクが栽培されている。近年、栽培面積は増加しているものの、県南部を中心に株枯病の被害が拡大しており、生産振興の妨げとなっている。本病害は、全国的に被害が拡大しており、最重要病害の一つになっているが、防除方法が未だ確立していない。本病害に対する登録薬剤は数種類あるが、罹病樹に対する治療効果が低いなどの問題がある。また、「Ischia Black」など抵抗性台木も検討されているが、寒冷地における適応性などは不明である。 |
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) | ①寒冷地に適合した抵抗性台木の検索 ②防除法の確立(効果の高い薬剤・処理法の検索) |
分類 | 研究開発を実施中 |
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) | ○宮城県では、H29からイチジクの生産安定に関する課題に取り組むこととしており、この中で、株枯病抵抗性台木の活用についても検討していくこととしている。 |
カテゴリ | 病害虫 いちじく 耐寒性 台木 抵抗性 防除 薬剤 |