No | 27020400 |
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問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) | 全国 |
提出機関(部局) | 山形県農業総合研究センター 園芸試験場 果樹部 |
テーマ名 | |
対応が想定される技術 | 栽培技術 防除技術 |
農業・食品産業等の現場における問題点 | 近年東北地域では、リンゴ、西洋ナシ等からモモへの樹種転換の動きが多く見られてきているが、定植間もない幼木期に凍害によると思われる枯死が多発し、なかなかか成園化に至らない事例が多くなっている。 ようやく結実期をむかえた時期に枯死するため、生産者にとっては、経済的なダメージのみならず、精神的なダメージも大きく、ももの栽培拡大において大きな障害となってきている。 これまでも、主幹部への被覆資材設置による保護対策や凍害を引き起こす間接的な要因として、せん定方法(時期や程度等)や樹体管理等の検討もなされているが、効果的な対策が今だ確立されていない状況である。このようなことから、東北の気象条件等にあった対策技術の開発が必要である。 |
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) | 凍害等によるモモの枯死対策技術の確立 1 耐凍性向上を目的とした貯蔵養分増加技術の開発 ①樹体の貯蔵養分評価法の開発 ②施肥、せん定等による耐凍性向上技術の開発 2 生産性を考慮した耐凍性の高い台木の探索と品種育成・耐凍性及び生産性の高い台木の探索 ①耐凍性の高い台木の探索 ②数種の中間台を利用した耐凍性向上可能性の検討3 樹齢に対応した耐凍性を高める整枝・剪定等樹体管理技術の開発 ①幼木、若木、成木等樹齢に応じたせん定の時期、程度の検討 |
分類 | 活用できる技術が無く、研究開発が必要 |
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) | ○山形県では、園芸試験場にて平成28年度から立ち枯れを軽減できる仕立て方等の幼木の栽培管理について研究予定。 |
カテゴリ | 病害虫 管理技術 栽培技術 西洋なし 施肥 台木 凍害 評価法 品種 もも りんご |