No | 27020510 |
---|---|
問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) | 全国 |
提出機関(部局) | 岩手県農業研究センター畜産研究所 |
テーマ名 | |
対応が想定される技術 | ICT 飼養技術 |
農業・食品産業等の現場における問題点 | 牛の放牧は、規模拡大や労働力不足の農家が利用する技術として有用である。反して、放牧地の設置地域は、高齢化が進んでいる山間地であり、後継者不足や戸数減少が進行し、人的な労働力確保が課題。特に、放牧開始前の牧柵補修および定期的に行う集畜作業では顕著である。 また、病畜や事故の確認のための個体確認作業は、人の視覚による耳標番号や体表のマーカーチェックでは効率が悪い。併せて、放牧技術を活用した牛飼養頭数拡大に向け、放牧牛の発情チェックも可能な個体確認機器の開発が求められる。 |
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) | ○傾斜地、降雪地域でも利用可能な設置・補修効率の高い牧柵等の開発 〇既知見等の集畜作業を複合的に応用する技術 ・牛の習慣(食餌性条件反応)を利用した集畜作業 ・GPS機能による集畜漏れ放牧牛の追跡 ・牧羊犬 ○ICタグ等とハンディ式の送受信機による個体確認および発情行動発見技術の開発 |
分類 | 研究開発を実施中 |
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) | 提案のあったICタグ等を利用した個体確認および発情行動発見技術の開発については、SIP「生体センシング技術を活用した次世代精密家畜個体管理システムの開発(H26-30)」において、ICTを活用した発情発見システムを開発済み。特許を取得し、現在民間への技術移転を進めている。 |
カテゴリ | ICタグ ICT 管理システム 規模拡大 傾斜地 GPS センシング 中山間地域 羊 放牧技術 |