摘要 四国農試で栽培中のオリゴ糖生産植物、ヤーコンを萎ちょうさせる新病害の病原菌はErwinia chrysanthemiと同定された。同種の細菌は沖縄産コチョウランの腐敗病の原因でもあった。小笠原...
摘要 ヤーコンの生育特性および塊根形成と生産環境要素との関係を明らかにした。前年度は5月23日サシ苗(挿し木した苗)とイモ苗を植付け試験した。イモ苗は初期生育が遅れ、サシ苗の生育量の50~60%と劣...
摘要 本調査は我が国では未導入あるいは未開発であるが、将来、導入、研究開発することによって新作物として、または遺伝資源として利用が期待される植物に関する情報を収集、整理して資源植物の収集確保の資料と...
摘要 培養変異を利用したヤーコンの高糖度系統の作出を目的とした。ヤーコンの茎頂組織の培養段階で変異を遊起し、育成した系統の栽培試験を実施した。育成系統、クローンNo.2,4,6および23を圃場に畝間...
摘要 形態・成分等の異なる11系統のシオデ及び5系統のヤーコンについて、葉中の蛋白質及びDNAの系統間差異の検出を試みた。シオデ、ヤーコンともに、通常のSDS-PAGE及び低ビスSDS-PAGE条件...
摘要 機能性糖類の素材作物として有望と考えられているキク科の根茎肥大作物を収集し、フラクトオリゴ糖含量を調査した。供試した作物間でのフラクトオリゴ糖含量はヤーコンが顕著に高く、収穫時に7%程度であっ...
摘要 ヤーコンの生育解折を行うとともに、塊根の肥大過程と貯蔵過程での糖成分の消長を調査した。また、塊根の収量、外観、糖組成から収穫適期を判定した。ヤーコンに特徴的なフラクトオリゴ糖は肥大初期は全糖類...
摘要 ヤーコンの導入系統の生産力についてペルー系8、ボルビア系2の10系統を供試し、1区28個体3反復で検定した。系統間で収量や糖含量に差がみられたが、湿害が局地的に生じたこともあり、明白な遺伝的差...
摘要 ラット血小板におけるアラキドン酸代謝系を用いて農産物抽出物の影響を検討した。アラキドン酸のシクロオキシゲナーゼによる代謝産物は血栓を、またリポキシゲナーゼによる代謝産物は動脈硬化やアレルギーを...
摘要 資源作物について特性を調査し、有効活用を図る。4年度は岩手県内で収集したごま在来系統について試験を行ったが、播種後の降雨などで立ち枯れ、斑点病が多発したので中止した。えごま在来収集系統15系統...
摘要 作物の栽培管理作業は労働負担からみて荷重である場合が多い。また、農業機械による人身事故の多発、農薬暴露による健康障害の発生などを生み出しており、労働衛生面からの改善が必要である。そこで、大豆の...
摘要 ニュージーランドから導入されたヤーコンの個体群及び本年ボリビアより導入した4個体群の遺伝的差異を形態及びアイソザイムの泳動像から検定した。この結果、導入個体群は形態では2つ、アイソザイムの泳動...
摘要 ヤーコンの植付時期が収量に及ぼす影響を調査するため4月上旬、5月上旬、6月上旬に苗を定植し、経時的に生育量を調査した。地上部の生育量、収量(100g以上の塊根重)は、4月定植区>5月定植区>6...
摘要 キク科の根茎肥大性作物(ヤーコン・ゴボウ・チコリ)を供試し、フラクトオリゴ糖を定量した。ヤーコンのフラクトオリゴ糖含量は、ゴボウ・チコリの2倍以上あり、収穫直後の最大ピークはニストース(GF3...
摘要 当研究室で作出した培養幼植物系統の維持、管理を省力化するために、無菌状態での長期間低温貯蔵法について検討した。貯蔵期間を4ヶ月とし、培地に添加する糖の糖類と濃度及び2~6℃の貯蔵温度条件を設定...
摘要 機能性食品素材として有望なヤーコンについて、摘出した茎頂組織の頂芽優勢を抑えて、体細胞変異の起こりにくい多芽体組織を形成させ、さらに多芽体から多数の不定芽を誘導して、効率的に種苗を大量増殖する...
摘要 体細胞変異の起こり易い培地でヤーコンの茎頂組織を培養し、増殖したクローンを系統と見なして栽培試験を行い、塊根中に高糖度を含有する変異系統の選抜を行った(3年目)。供試7系統のうちの1系統は、前...
摘要 機能性糖類を含有するヤーコンの塊根部の糖類蓄積過程と生産環境要素との関係を解明し、高オリゴ糖生産物栽培技術を開発する。このため、初年度は、地上部と地下部の乾物重・生体重、葉面積指数等のパラメー...