摘要 大豆の生育量確保による収量増加を目指し、早播における播種時期、播種量の検討を行った。その結果、極早播(5月上旬播)、早播(5月下旬播)ともに標播(6月上旬播)と比べ、収量は大きく優った。しかし...
摘要 大豆の基肥80%+追肥20%のカリ施用で放射性セシウム吸収抑制効果が高かった。また、カリ無施用ほ場の交換性・非交換性カリ含量の推移を把握した。 ソバの移行係数変動の一因が湿害であることを明らか...
摘要 作物が吸収する放射性セシウム量を予測するために開発されたセシウム吸着シートが、畑作物において適用可能であるか現地実証を行った。子実の移行係数は大豆>ラッカセイ>そばの順に高く、各作物の放射性...
摘要 大豆栽培における 排水改善技術として浅層暗渠を施工したほ場では降雨後の土壌水分が速やかに低下する傾向があった。「浅層暗渠+畝立て」で精子実重が最も多く、浅層暗渠や畝立てが、湿害対策に一定の効...
摘要 水田輪作体系に適した多収子実用トウモロコシ品種を選定するため、生育特性や収量性を調査したところ、RM108~123品種を用いることで収量性が向上することが示唆され、収穫時期も分散した。なお、播種時期...
摘要 水稲では、予備試験で福島63号をやや有望、本調査で福島47号を試験終了、福島59号を継続とした。小麦の夏黄金はやや有望、ダイズの東山239号は特性把握につき中止とした。
摘要 育成地より配付された20系統のうち、3系統をやや有望とした。
摘要 水稲(コシヒカリ)は7月中旬~8月上旬の高温により出穂期が平年より2~5日早まった。一方、8月下旬から9月上旬の低温により登熟が緩慢となり、会津地域研における成熟期は平年より3日遅れた。倒伏は少な...
摘要 伝統的発酵食品や新たな大豆加工食品開発に適した大豆品種選抜に向け、標播・晩播合わせて337品種・系統について栽培特性を調査した。うち322品種・系統の子実を収穫した。 県内の大豆栽培における難防...
マルチオミクス解析に基づく作物の安定多収に向けた栽培技術の開発
摘要 大豆を対象に、関係各所から送付された12資材を施用し栽培試験を行い、生育データ及び土壌を解析担当の研究機関に提供した。施用資材と播種時期、栽植様式を変えて大豆を栽培し、生育収量データを解析担当...
摘要 目的:農耕地周辺で発生しているアレチウリのほ場内への侵入を抑制できる管理方法について検討する。 成果:グリホサートカリウム塩の塗布処理により,主茎長が60cm程度のアレチウリ個体は枯させることが可...
土壌微生物叢アトラスに基づいた環境制御による循環型協生農業プラットフォーム構築
摘要 目的:大豆の高位安定生産には、排水性や地力の他、様々な要因が複合的に関与していると考えられる。そこで、植物-微生物-土壌環境の関連性について「マルチオミクス解析」で因果関係を解明するために、各...
摘要 目的:新潟県における大豆の作付面積は、圃場の排水不良や地力低下による収量及び品質の低下から約4,000haまで減少している。このため既存の農業機械を使用しながら、付加価値があり収益性が高い作目が求め...
摘要 目的:生産者のニーズが多様化する中、病害虫の発生様相の変化に伴い新たな病害虫の顕在化も懸念され、従来型の病害虫防除技術だけでは対応が難しくなってきている。そのため、品種や栽培方式毎の病害虫発生...
病害虫画像識別機と発生モデルを組み合わせたデータ判別エンジン等の開発構築【その他委託研究】
摘要 目的:新規就農者や指導機関が、タブレット端末等を用いて現場で病害虫を診断し、適切な防除対策を講ずるためのシステムを開発する。新潟県では大豆・えだまめの主要病害虫とモモせん孔細菌病のデジタル画像...
摘要 目的:水田への園芸作物の導入推進、生産安定性を確保するため、現行の汎用化水田における灌排水機能の向上と効果的な営農灌排水技術体系を開発する。高度汎用化水田の効果的・収益的利用を可能とする園芸栽...
摘要 目的:有色素大豆を活用し栽培特性、加工性の高い品種の選抜を目指す。 成果:赤大豆「新系15号」、黒大豆「黒丸くん」の豆腐、煮豆及び納豆の加工性を確認した。豆腐および煮豆では「新系15号」は「可」、...
摘要 目的:穀類の需要拡大を目的に、米や麦類を使用した製造技術や高度利用技術を検討する。 成果:エクストルーダーでは脱脂大豆粉末のみでは膨化物の製造が難しく、澱粉系資材の混用が必須と考えられた。 麺の...
摘要 ・水稲では、農業研究所内の圃場で2作期(4月下旬移植、5月中旬移植)で試験を実施し、有望な「と系1764」に「富山100号」の地方番号を付与した。 ・大豆及び大麦は、有望な系統がなかった。
摘要 毎年、同一耕種条件で大豆と大麦を栽培し、気象変動が生育、収量並びに品質に及ぼす影響を調査して作柄解析の資料とする。大豆は「えんれいのそら」、大麦は「ファイバースノウ」を供試した。