摘要 i)道東畑作地帯における畑作農家の2010年までの将来動向を予測し、経営規模の増減分岐点の上位階層へのシフト、男子専従者2人以上経営の割合が高い規模階層や現行作業体系では経営展開が困難な50ha以上層の...
摘要 寒冷地おける省力的で安定した水稲直播栽培を確立するために噴頭回転式広幅散布機を中心とした作業技術体系を確立する。広幅散布機はハイクリアランス台車に噴頭と回転駆動部を台車前方に設置し、タンクと送...
低湿重粘土汎用水田の物理性改善に伴う養分供給力の変動解明と管理技術の確立(118)
摘要 輪換田や輪換畑において、土壌物理性の変化に並行して生じるであろう養分供給力の変化を解明し、養分供給制御の視点も入れた土壌管理技術の開発を目指した。転換年数を異にする転換畑の窒素代謝が土壌含水比...
摘要 本研究では、北陸地域の水田受託型営農主体を対象に輪作営農の技術的・経営的指標を策定した。まず、新潟県K町の集団転作の成立条件として、全町レベルでの転作団地の設定と集落間調整、転作作物の栽培者へ...
摘要 作目切り替え時の作業技術の体系化、高性能総合散布機の田畑汎用利用技術、輪作技術の体系化の3細目課題を実施した。水稲栽培期間中に早期から落水することにより畑地化を促進でき、大麦の播種作業を容易に...
摘要 高水分大豆の品質を低下させず速く乾燥する技術を確立するため、米麦用循環型乾燥機をベースに大豆用調湿乾燥機を試作した。試作した乾燥機は吸気口に超音波加湿器を装備し湿度制御が可能である。また、排気...
摘要 新食糧法下の北陸地域の水田利用方式の動向を明らかにするとともに、新技術導入、経営複合化、米の差別化戦略を視野に入れながら、高収益水田利用方式を解明する。まず、代表的水田地帯の最近の水田利用方式...
摘要 農作物の貿易自由化が進むなかで我が国の水田畑作物においても、新たなニーズに即した低コスト安定生産が求められている。収穫作業については、汎用コンバインの開発とその有効利用により低コスト化が図られ...
土壌中の鉄成分の存在形態が重粘土汎用水田の力学特性に及ぼす影響の解明
摘要 北陸地域の水田の20%は強グライ強粘質水田に属しており、畑状態では付着力や凝集力が強く砕土率が低い。本研究では、土壌の力学特性と界面化学的特性(特に遊離鉄の存在形態)との関係を把握し、汎用水田...
摘要 2~4年は品種・系統の比較試験を実施して品種選定を行い、5~6年は品種を限定して圃場の土壌水分と生育反応を検討した。2年~6年の収量成立機構を検討したところ、梅雨期の多雨等で湿害が発生した年次...
水田の汎用化に伴う土壌微生物代謝の変化と窒素循環への影響の解明(97)
摘要 畑転換に伴う土壌窒素供給力や窒素循環の変化を、重窒素同位体希釈法を用いて主に土壌窒素代謝能(無機化、有機化、硝化)の面から検討した。作土の窒素無機化能は畑転換1年目にやや低下するが、その後は水...
低湿重粘土汎用水田の物理性改善に伴う養分供給力の変動解明と管理技術の確立(99)
摘要 畑転換後の経過年数と大豆作付け期間中の土壌水分推移との関係を作土(15cm)と下層土(30cm)について検討した。作土では、転換初年目の土壌水分が高く経過したが、転換2年~5年目の作土及び下層...
摘要 水田輪作の代表事例として新潟県K町をとりあげ、担い手育成を視野に入れた集団転作の仕組みを明らかにした。1)基盤整備を契機に、転作の担い手として集落毎に営農集団を結成した。2)農家組合長を主体と...
摘要 冬作休閑の状態で水稲早期落水の影響を大豆作で検討した結果、消雪から耕起までの降水量が少なく推移し土壌の乾燥が進んだことと、畑転換後2年目であることから、耕起・砕土は前年の2倍以上の速度で作業が...
摘要 高水分大豆を品質を低下させず速く乾燥させる技術を確立するため、米麦用循環型乾燥機をベースに大豆用調湿乾燥機を試作した。また、基礎試験として厚層乾燥試験を行った。厚層乾燥試験の結果、風速0.48...
摘要 大規模畑作地帯に導入される短根系野菜の省力低コスト機械化作業体系確立の一環として,2年に引続きコート種子利用・無間引きによる施肥・播種一貫作業の新体系を検討した。帯状全層施肥装置の改良を行い施...