摘要 本県の植物などから乳酸菌を単離して、その性質を遺伝子解析等により調査し、発酵特性や健康機能性について検討する。さらにそれらを用いた県独自の新規発酵飲料、発酵食品を開発する。今年度は、植物資源...
摘要 県産農産加工食品の製造工程を詳細に把握し、各製品の品質の安定化を図る。本年度は、漬物類の製造現場での殺菌条件と菌数について調査した。赤カブの甘酢漬けでは、酢酸および包装後加熱殺菌の効果により...
摘要 目的:施設野菜の輪作体系において、前作栽培後の土壌の残存養分推定法を確立し、前後作を通じた簡易な施肥対応技術を開発する。 、成果:1)トマト前作の作物として、はくさいおよびレタスをみると両者で収...
摘要 1. トビイロウンカに対する新規な成長制御剤のスクリーニング系を開発するために、昨年度樹立したカイコ培養細胞を用いた幼若ホルモン(JH)活性物質のスクリーニング系に、リファレンスレポーターを導入し...
(8)土壌環境研究室 、4)農薬の適正使用技術の確立 、ア 農薬残留対策調査
摘要 目的:登録農薬の残留基準値を維持するため、環境中での農薬の動態を把握し、農薬適正使用に役立てる。 、成果:ホスチアゼート及びメタラキシルを散布し、ニンジン及びカブへの残留を調査した。
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、a)天敵類の活動を強化する下草管理を行ったナシ園において、9月以降にハダニ類が発生し、それに伴う天敵カブ...
摘要 ニンジン、バレイショ、ホウレンソウ、コカブを対象に、消化液調製物の施用効果を調査した結果、バレイショを除く3品目については、化学肥料と同程度の収量が得られ、消化液調製物の利用が可能であった。...
摘要 食用キンセンカのうどんこ病に抵抗性のある品種は、「オリオールズオレンジ」と「カブローナオレンジ」、収穫花数が多かった品種は、「はやぶさ」、「八洲芯黒」、「改良むらじ」であった。多収のための栽...
摘要 目的:作物や土壌における農薬動態を明らかにすることにより、農薬のより安全な使用法の基礎資料とする。 、成果:1)後作物における農薬の残留実態を把握するため、前作を想定して、裸地土壌表面にアルバ...
摘要 1. アズキの多様性中心である日本における代表的な栽培アズキとその祖先野生種から構成される「日本のアズキ(栽培種と野生種)」コアコレクションを、収集地情報やDNA多型解析を基に選定し、ジーンバンク...
摘要 1. JHシグナリングの分子機構の詳細を明らかにし、JHスクリーニング系の改良に資するために、JH受容体候補遺伝子Met(メソプレントレラント)のパートナー分子の探索を行った。カイコのMetとsteroid recep...
摘要 (1)奈良漬の野菜利用適性を見極め、真空脱気処理を導入して最適処理条件を確定し、香気成分分析により伝統製法と促成製法とでの差異及び類似点を解明した。(2)中温中高圧処理により酵母及び乳酸菌が実...
摘要 目的:主要害虫に対する新農薬の防除効果を検討する。 、成果:実用性が認められた薬剤はヤマノイモのワタアブラムシ及びジャガイモヒゲナガアブラムシに対するアドマイヤー1粒剤(4kg/10a)、ヤマノイモの...
摘要 現地圃場5か所で目合い0.4mmネットと割布の被覆資材の比較を行った結果、0.4mmネット被覆で虫害が減少した。ただし、キスジノミハムシの被害圃場が多く、土壌中の幼虫による影響と考えられた。太陽熱処理...
摘要 本県に適した優良品種を選定するために、種苗会社から出品された11品種を7月1日に播種し、8月9日に立毛及び収穫物審査を行った。その結果、1等特別賞「武蔵N554」(武蔵野種苗園)、2等「夏はく...
摘要 2種類の消化液調製物(濃縮液及び乾燥物)をコカブ及びホウレンソウのポット栽培に施用した。11月収穫のコカブ栽培では、両調製物とも化学肥料と同等の生育となった。一方、1月収穫のホウレンソウ栽培で...
摘要 ホスチアゼート粒剤とトルクロホスメチル水和剤をそれぞれ播種の14日前と7日前に土壌に施用し、コカブとハツカダイコンを播種した。ハツカダイコンでは、根部でホスチアゼートとトルクロホスメチルが、葉...
「なると金時」あとの砂地畑を有効に活用できる新たな作付体系の開発
摘要 徳島県北部の砂地畑におけるカンショ跡の秋冬期不耕作地を有効利用するため、新たな品目を導入し新作付体系を開発する。導入品目として、根菜類のバレイショ、冬ニンジン、カブ等の検討を行うとともに、特に...