摘要 果物類についてはこれまでにがんや心血管系疾患の予防に有効であるとの疫学的研究が多く行われ,特に欧米においては生活習慣病の予防のために果物を野菜と同じくらい摂取することが推奨されている。一方では...
摘要 著しい高齢化に伴い,老人性痴呆症の患者数は近年急激に増加しており,このような脳機能障害を治療する医薬の開発は社会的な急務であるが,一方で食品レベルで予防しようという試みも動物実験レベルで行われ...
摘要 果実はがん・心血管系疾患の予防に効果のあることが諸外国の疫学的研究から明らかにされている。しかしながらウンシュウミカンなど日本でよく食べられているカンキツ類の含有成分については、試験管・動物個...
果実成熟期に発現する植物ホルモン等外部要因応答性遺伝子の単離
摘要 果実の成熟制御や生理障害発生防止に関する技術開発に役立てるため、植物ホルモン等の外部要因応答性遺伝子を単離しようとした。生理障害は多くが、低温による障害であるが、低温がどの程度関与しているのか...
果実成熟期に発現する植物ホルモン等外部要因応答性遺伝子の単離(156)
摘要 果実が成熟する時期に発生する現象を遺伝子レベルで解明するため、外部要因応答遺伝子のクローニングを試みた。その結果、ウンシュウミカン果実から低温応答性遺伝子(CuCOR19)を単離した。この遺伝子は低...
摘要 発がん抑制成分としてカロテノイドを選び、関連酵素遺伝子をクローニングするとともにその発現を調べ、カロテノイド類を大量に蓄積させる条件を明らかにする。ウンシュウミカン果実から得られたβ-カロテンハ...
発がん抑制成分、発がん抑制活性の品種間差、属間差の検討(161)
摘要 カンキツ類について、発がん抑制成分、発がん抑制活性の品種間差、属間差を明らかにし、カンキツのがん予防食品としての評価向上に役立てる。カンキツ45系統について12年度までにフラボノイドとオーラプテン...
カンキツ類のカロテノイド生合成遺伝子のクローニングと除草剤開発への利用(162)
摘要 カンキツ類からカロテノイド生合成系遺伝子を単離し、それらを用いて大腸菌形質転換体を作成する。この転換体でカロテノイド生合成を阻害する物質のスクリーニング法を確立する。12年度はゼータカロテンデサ...
摘要 カンキツ5種類(ウンシュウミカン、イヨカン、ナツミカン、グレープフルーツ、バレンシアオレンジ)を添加した飼料(1%及び3%添加)を■型糖尿病モデルであるGKラットに長期間摂取させた場合の血糖値並び...
摘要 カンキツ由来フラボノイドの神経細胞に対する効果について検討を行った。胎生18日齢のラット胎児より大脳神経細胞を単離培養し、無血清下でのカンキツフラボノイド類の神経細胞生存維持作用を低密度培養及び...
カンキツ摂取による酸化ストレス軽減効果のヒトでの実証(166)
摘要 一般消費者約3500名を対象に、ミカンの摂取量と健康に関する調査を行った。その結果、ミカン多量摂取群は糖尿病・心臓病・痛風の罹病率が低摂取群に比べて有意に低かった。また、185名の協力を得て9月にボラ...
摘要 貯蔵果実の水ポテンシャル等体内水分と品質劣化との関係を解明するために、細胞膨圧の測定法、細胞膨圧と品質劣化の関係、低温障害の発生機構を検討した。プレッシャープローブ法で測定した細胞膨圧の平均値...
摘要 9年度にウンシュウミカンから単離したβ-クリプトキサンチンハイドロキシラーゼについて、10年度はより効率的にβ-クリプトキサンチンを生成する能力を有する遺伝子を検索した。ウンシュウミカンではβ-...
果樹の一般成分・機能性成分の変動とデータベース化に関する研究-リンゴ、ニホンナシ等果実中の糖・多糖類成分のデータベース化(148)
摘要 リンゴ果実の機能性成分の変動要因について解析した。リンゴに含まれている機能性成分であるアントシアニンの生成について検討し、糖生成経路を経て生合成されることが明らかになった。本研究課題においては...
摘要 カンキツに含まれている多糖類の有効利用を図ることを目的として、多糖類を含むフラクションを調製し、血圧降下作用ほか5種類の活性評価を行った。最も興味深い結果が得られた血圧降下作用に着目し、果皮濃...
発がん抑制成分、発がん抑制活性の品種間差、属間差の検討(156)
摘要 発がん抑制成分として、オーラプテン、ポリメトキシフラボノイドを、発がん抑制関連活性として白血病細胞の分化誘導、がん細胞の増殖抑制を対象として、品種間差、属間差の検討を行った。 オーラプテンにつ...
カンキツ類のカロテノイド生合成遺伝子のクローニングと除草剤開発への利用(157)
摘要 本研究ではカンキツ類からカロテノイド生合成系遺伝子のクローニングを行う。これらの遺伝子を除草剤抵抗性遺伝子CrtIとともに形質転換作物の作出に利用し、除草剤抵抗性遺伝子CrtIを利用したの除草...
カンキツ類のカロテノイド生合成遺伝子のクローニングと除草剤開発への利用
摘要 カンキツ類からカロテノイド生合成系遺伝子を単離し、他生物由来の遺伝子と併用しながら、雑草防除への利用を図る。本年はβ-カロテンハイドロキシラーゼとフィトエン合成酵素遺伝子の単離を行った。いずれ...
発がん抑制成分、発がん抑制活性の品種間差、属間差の検討(170)
摘要 カンキツ類から発がん抑制物質を新たに見いだす一環として、白血病細胞の分化誘導効果を27種類のカンキツ由来フラボノイドと35系統のカンキツ果肉抽出物について調査した。フラボノイドではメトキシタイ...
摘要 カンキツ由来の発がん抑制物質としてのβ-クリプトキサンチンの重要性を考慮し、この物質の高蓄積のための条件を明らかにするため、含量蓄積と関連酵素遺伝子の発現解析を行った。果皮では着色期直前からル...