ディファレンシャル・ディスプレイ法によるマガキの性成熟に関連する遺伝子の解明(47)
摘要 マガキ等の二枚貝においては、成熟や産卵機構についての知見が乏しいことから種苗生産技術が確立されていない。本課題ではマガキの性成熟に関連する遺伝子を効率的に単離するために、ディファレンシャル・デ...
マガキのエストロゲン受容体遺伝子の変異と雌雄決定の機構解明(46)
摘要 本課題は環境ホルモンの影響を評価する前段階として、指標生物として適したマガキにおけるエストロゲンの作用機構や雌雄決定の機構を分子生物学的に明らかにすることを目的とした。しかし、マガキの遺伝子情...
本邦南西水域における大型褐藻類葉状部消失現象の実態解明に関する緊急調査
摘要 本邦南西部沿岸の広域において、コンブ科海藻など大型褐藻類で葉状部の著しく消失する現象が発生した。残った藻体の縁辺に残された噛み跡から植食性魚類による食害が直接の原因であると推測されたが、実態は...
摘要 前課題によって一部明らかになった生活史初期の移送過程や生態に関してさらなる知見の蓄積を計るとともに、効果の認められた多段多孔式実験礁における減耗過程の解明を天然岩礁部との比較を含めて行い、さら...
熱帯・亜熱帯果樹の導入・保存・特性評価-沖縄本島における熱帯・亜熱帯果樹類の調査
摘要 南西諸島は多くの島嶼よりなり、その中心地となっている沖縄地域は、熱帯・亜熱帯果樹類の導入・栽培が古くから行われている。そこで、当該地域に導入・保存されている熱帯・亜熱帯果樹類を調査した。その結...
摘要 ナメコ、エノキタケ、クロアワビタケのエステラ-ゼのアイソザイムは各菌株共、正常株、変異株のバンドパタ-ンに違いが認められなかった。またりんご酸脱水素酵素、パ-オキシダ-ゼについても、同様に違い...
摘要 アシナガバチやスズメバチなどの社会性狩りバチ類は森林にも多く生息し、森林害虫の制御に貢献していると考えられる。一方、これらのハチは強力な毒針を持ち、刺傷による死亡事故も毎年発生しており、林野作...
摘要 9年度は中国南部・福建省において、Agrobacterium属細菌を中心にリゾビウム科細菌の探索・収集を行った。福建省永泰地区のモモの苗園において根頭がん腫病の発生調査を行った結果、数カ所で根...
摘要 気候変動がプランクトン生態系に影響し、さらに浮魚類の資源量に影響する可能性が指摘されている。サンマの冬生まれ群は黒潮および亜熱帯水域で生れ、冬季~春季に黒潮および続流域の小型カイアシ類を餌料と...
摘要 本支所圃場に植栽されている22種の果樹類について、新梢の生長、開花及び着果の有無を調査した。その結果、4種については、年間を通じて生長を続けることが明らかになり、そのうち特にパラミツ及びスター...
摘要 ナメコ、エノキタケ、クロアワビタケについてアイソザイム分析を行った。エステラーゼのアイソザイムは各菌株共、正常株、変異株のバンドパターンに違いが認められなかった。またりんご酸脱水素酵素、パーオ...
摘要 パイナップルの培養体に倍加剤を処理し、その再分化個体群に現れた農業特性を解析した。苗条培養の液体培地にコルヒチンを100から1000ppmで添加し、16日間処理し、数代の継代後個体再生を図った...
摘要 8年度は中国南部(広東省及び福建省)において、リゾビウム科細菌の探索・収集を行った。その結果、多種類のマメ科植物の根粒を採集後、リゾビウム科細菌を分離し、得られた分離株について現在同定中である...
摘要 "7年度は、クロロフィル蛍光によって24種の熱帯果樹類の高温耐性を光合成の点から評価した。その結果、高温耐性はパインアップル、ココヤシ、チェリモヤおよびバンレイシなどが強く、モモ、リュウガン、...
摘要 パイナップルの生食用果実の突然変異を誘発するために、個体および培養照射の変異集団を対象に、果実品質を調査した。糖度と酸度の間には相関関係はなく高糖度低酸度の変異体の選抜は困難ではない。官能検査...
摘要 1)キャベツの高温耐性品種である葉深と感受性品種の迎春及びバラディを用い、栄養生長期の葉中遊離糖含量の高温処理による影響について検討を行った。その結果、単位面積当たり葉中遊離糖含量はどの品種も...
摘要 南西諸島及びその沿岸海域は、日本の他の生態系には見られない亜熱帯性の自然植生を持つ極めて貴重な地域であり、この自然環境に立脚して農業生態系が成立している。しかし、近年の一部の土地開発は自然生態...
摘要 新病害の病原菌、亜熱帯地域生息菌、薬用植物常在菌、輸送・加工中の害菌および同定依頼菌について、国内外の真菌を対象に分類・同定した。主な関連植物とその病害は以下のとおりである。メロン紅色根腐病、...
摘要 5種の熱帯果樹類の鉢植え樹を用い、個葉について光強度と光合成速度との関係を調査した。その結果、光飽和点は温帯果樹類とほぼ同等で、強光下の光合成速度の高い種はなかった。また、リュウガンはマンゴー...
摘要 セグロアシナガバチの4巣を移植し、産卵数、成虫の羽化数、巣の発達経過を調べた。最初の働きバチは6月3~5日に羽化した。女王の産卵数は6月中は一日当たり1~2個だったが、7月に入ると同6~8個に...