2 いしかわ園芸オリジナル品種育成研究 、1)園芸品目の本県オリジナル品種の育成 、(2) ニホンナシの新品種育成 、2) ニホンナシの糖組成比較
摘要 目的:当試験場で育成されたニホンナシ予2号の糖組成、糖濃度及び酸度を他品種と比較し、甘味の特徴を明らかにする。 、成果:糖組成は各品種ともショ糖、ブドウ糖、果糖、ソルビトールで構成されていた。HP...
摘要 目的:新品種「あきづき」や本県育成の「豊里」の高品質安定生産技術を確立する。 成果:「豊里」の収穫適期は糖度13度以上、硬度6を基準とすると10月16日ころで、開花期からの積算温度4204度であった。「...
食味が優れ、主要な病害に強い早生日本なし「サザンスイート」の栽培技術の確立 、1.「サザンスイート」の栽培管理技術の確立 、(1)交雑和合性の把握
摘要 目的:「サザンスイート」のS遺伝子型を明らかにする。また、サザンスイートの受粉適期を把握する。 、成果:交配試験およびDNAマーカーによるタイピング結果により「サザンスイート」のS遺伝子型をS2S9と...
食味が優れ、主要な病害に強い早生日本なし「サザンスイート」の栽培技術の確立 、1.「サザンスイート」の栽培管理技術の確立 、(2)着果管理技術の確立
摘要 目的:着果管理(芽選り、摘蕾、摘果、着果位置(短果枝、長果枝および番果)が果実品質に及ぼす影響を明らかにする。 、成果:受粉20日後の予備摘果は果実肥大や果形の改善に効果がみられなかった。予備摘...
食味が優れ、主要な病害に強い早生日本なし「サザンスイート」の栽培技術の確立 、1.「サザンスイート」の栽培管理技術の確立 、(3)適期収穫技術の確立
摘要 目的:収穫時期の判定基準および収穫時期が貯蔵性に及ぼす影響を明らかにする。また、GA処理が収穫時期および果実品質に及ぼす影響を検討する。 、成果:暫定的に果実外観のチャートを定め、果実品質や貯蔵...
摘要 目的:国等で育成した落葉果樹の新品種について、本県における適応性、普及性を検討する。成果:ナシ「あきづき」を認定品種に登録。ナシ「なつしずく」ブドウ「シャインマスカット」を検討中。
摘要 目的:近年、新高ナシ等でフタモンマダラメイガが発生し、枝の枯死や樹勢の低下などの深刻な被害をもたらしている。そこで、本種の発生生態の解明、有効薬探索と登録促進に取り組み、昆虫寄生性線虫などを活...
摘要 目的:本県の主要落葉果樹であるナシ、スモモ等について、(独)果樹研究所や他県が育成した系統の適応性をみるとともに、温暖化に対応できる新品種の育成を行う。 、成果:低温要求量が少ないと推測され、み...
摘要 ブドウでは皮ごと食べられる「シャインマスカット」について品種の特性などを示した栽培マニュアルを作成し、本年は実証を行っている。 、ナシ「秋麗」では、樹勢維持の対策や果実外観向上対策を検討し、「...
食味が優れ、主要な病害に強い早生日本なし「サザンスイート」の栽培技術の確立 、2.「サザンスイート」の防除体系の確立 、(2)効率的防除に必要な殺菌剤の散布時期・回数の検討
摘要 目的:現在の「幸水」の慣行防除から殺菌剤の使用回数を減らした防除方法を検討する。 、成果:黒星病、黒斑病については防除がほぼ不要であり、初期防除は大幅に減じられると考えられた。輪紋病に対する感...
4 ナシ優良品種「あきづき」の花芽確保技術の確立 、1)優良側枝育成法の確立 、(1) 予備枝による花芽着生技術 、2) 摘果時期の検討
摘要 目的:日本ナシ「あきづき」は側枝上の短果枝の維持が難しいため、側枝の利用年限が短い。そこで、摘果時期が短果枝花芽の着生に及ぼす影響について検討する。 、成果:満開後50日の摘果では、次年度に利用...
3 果樹の高品質安定生産技術の確立 、1)安定生産技術の確立 、(4) 高品質ナシ品種「あきづき」の果肉障害に関する研究 、1) 養液栽培と露地栽培の違いが果肉障害に及ぼす影響 、
摘要 目的:日本ナシ「あきづき」は、9月中旬から10月上旬に収穫できる良食味の中晩生品種であるが、近年、果肉組織の一部に障害(褐変・水浸状)の発生が認められている。そこで、養液栽培と露地栽培による障害果...
3 果樹の高品質安定生産技術の確立 、1)安定生産技術の確立 、(3) 日本ナシにおける改良型受粉機の 、効果確認
摘要 目的:日本ナシの人工受粉は、受粉機(ミツワ製)が県内で使用されているが、新しい機種の開発にあたって、協力要請があった。その内容は、機械の花粉噴霧装置の改良にあり、その機種の受粉能力について検討を...
3 果樹の高品質安定生産技術の確立 、1)安定生産技術の確立 、(2) 「幸水」の開花促進技術の確立 、1) シアナミド液剤の処理時期の検討
摘要 目的:日本ナシの受粉は適期期間が短く、短期間に多くの労力を必要とする。一方、旧盆前に幸水を早期出荷するためには開花時期を早めることが大きな課題となっている。そこで、労力分散と早期出荷を目的とし...
3 果樹の高品質安定生産技術の確立 、1)安定生産技術の確立 、(1) 日本ナシの溶液受粉技術の確立 、1) 受粉器具(スポンジ)の検討
摘要 目的:日本ナシの人工受粉は降雨直後など花が濡れた状態ではハンドスプレーを用いた溶液受粉を行うが、必要花粉量が多いなどの課題がある。スポンジを用いた溶液受粉は花粉の使用量は少ないが、花が濡れた状...
摘要 「あきづき」に対して処理濃度1,000ppb、14時間の処理を行い9日間室温貯蔵した場合は、ふけ果の発生は無かったが、21日間では貯蔵した半数の果実がふけ果や腐敗果であった。また、果肉が茶色く水浸状に変...
摘要 分光測色計での測定値から市販プリンターで色票が印刷できる技術を確立した。この技術で印刷した試作カラーチャートと、実際の果実写真から作成したカラーチャートを生産者に比較してもらった結果、写真か...
摘要 「幸水」を抜根した跡地土壌と新土をそれぞれポットに充填し、4品種の苗木を定植して、その後の生育量を比較したところ、「あきづき」では跡地土壌での生育が新土での生育と比べて63%となり、差が認めら...
果樹の樹体ジョイント仕立を核とした省力、低コスト栽培システムの開発
摘要 今後期待される品種「あきづき」の慣行平棚栽培における問題点を解決するため、樹体ジョイント仕立て栽培を取り入れた簡易に管理できる栽培方法を開発する。
4 ナシ優良品種「あきづき」の花芽確保技術の確立 、1)優良側枝育成法の確立 、(1) 予備枝による花芽着生技術 、1) 予備枝の長さ・切返し程度の検討
摘要 目的:日本ナシ「あきづき」は、花芽の着生が幸水より劣り、安定生産のためには花芽着生技術を確立する必要がある。そこで、花芽が多く着生した優良な側枝の育成法を検討する。ここでは予備枝の太さ・切返し...