バイオテクノロジーを用いた新育種素材の作出-マメ類の子実害虫抵抗性の物質的基礎の解明(326)
摘要 インゲンマメのα-アミラーゼインヒビター遺伝子(αAI)を遺伝子組換えによってアズキに導入して育成したアズキゾウムシ抵抗性アズキAR9の閉鎖区画、非閉鎖系区画ならびに模擬的環境における安全性評価を実...
作物の環境ストレスによる生理障害発生機作と耐性機構の解明(133)
摘要 耐暑性が異なるサヤインゲン2品種の花粉四分子期相当の花蕾について、高温ストレスによる水分状態と遊離プロリン含量の変動を調べた結果、両品種とも水分状態が悪化しかつ遊離プロリン含量が低下した。しか...
摘要 沖縄では夏季の野菜栽培は高温のため極めて困難である。このため夏場の野菜消費は、高価格で鮮度の低下した本土からの移入野菜に頼らざるを得ない。国際農研沖縄支所はこの困難を克服し、沖縄での夏野菜の供...
作物の環境ストレスによる生理障害発生機作と耐性機構の解明(156)
摘要 高温期における結球の程度が異なるキャベツ3品種について、高温下での結球のしやすさと葉片の細胞膜における温度耐性との関係について調べた結果、良結球性の順と葉片の細胞膜温度耐性の順が同様であったこ...
摘要 インゲンマメの花芽の発育ステージを推定するには、萼幅による推定が最も精度が高く、高温に感受性の高い時期は、耐暑性品種では開花9日前と11日前の2期、高温に弱い品種では9日から11日前までであっ...
摘要 熱帯地域における食用作物の中で、ダイズ、ササゲ、インゲンマメ等の豆類の重要性は高いが、高温、旱魃などのため、生産性は温帯地域に比べ劣っている。これら主要豆類の耐旱性や耐暑性等の環境適応性を向上...
耐暑性サヤインゲン品種「ハイブシ」の沖縄県石垣島での夏季栽培における多収性
摘要 沖縄では夏季の野菜栽培は高温のため極めて困難である。そこで夏季に栽培可能なサヤインゲンの開発を目指して、熱帯地域からインゲンマメ遺伝資源の収集・導入・評価を行った。その結果、耐暑性品種「ハイブ...
摘要 三重県および奈良県の農家で在来作物の栽培状況を調査し、種子を収集した。9市町村16集落でダイズ26点、アズキ10点、インゲンマメ28点、エンドウマメ5点、アワ8点、キビ3点、ソルガム3点、ソバ...
摘要 ソラマメやエンドウ、グラジオラスの病原ウイルスであるインゲンマメ黄斑モザイクウイルス(BYMV)の病原型を識別するインゲンマメの判別品種として、本金時、ケンタッキーワンダー、マスターピース、ト...
中国におけるダイズウイルス病の実態解明と遺伝資源の抵抗性評価(154)
摘要 中国吉林省各地で採集した大豆ウイルス病様症状株をELISA検定した結果、ダイズモザイクウイルス(SMV)、キュウリモザイクウイルス、インゲンマメ南部モザイクウイルス、インゲンマメモザイクウイル...
摘要 6年度はマメハモグリバエの土着寄生蜂の増殖技術を確立するための第1段階として、マメハモグリバエの飼育条件を検討した。寄主植物としてツルナシインゲンを用いて、インゲンマメの品種、飼育密度、葉のエ...
摘要 "インゲンマメモザイクウイルス外被タンパク質遺伝子を導入したレタス形質転換体3系統(R3世代でカンマイシン耐性について固定した系統:品種カイザー)を用い、精製レタスモザイクウイルスを2マイクロ...
摘要 マメハモグリバエの土着寄生蜂の増殖技術の確立を図るため、寄主のマメハモグリバエの適正飼育条件を検討した。寄主植物としてツルナシインゲンを用いるシステムを採用し、インゲンマメの品種、飼育密度及び...
摘要 4年度に得た形質転換体で、5年度にインゲンマメモザイクウイルス外被タンパクの産生を確認したので、6年度はこの形質転換体へのレタスモザイクウイルス(LMV)の接種を試みた。ところが、接種源がキノ...
摘要 ソラマメのウイルスによる減収機構を明かにするため、ソラマメ幼苗にソラマメえそモザイクウイルス(BBNV)、ソラマメウイルトウイルス(BBWV)、インゲンマメ黄斑モザイクウイルス(BYMV)およ...
摘要 インゲンマメの耐虫性種子蛋白質α-アミラーゼインヒビター(αAI)の栽培種1154品種系統における多型性を調査し、αAI-1a、1d、3、0a及び0bの5型を見いだした。このうち、中米の品種系統...
摘要 マメ類遺伝資源の種内変異を評価する目的で、インゲンマメ種子タンパク質のSDS-PAGEによる泳動像の変異を調査した。供試材料は、パキスタンの北部山岳地帯と中部平原地帯において収集した105系統...
摘要 インゲンマメは温帯マメ科作物の中でも耐暑性が低く、我が国でも西南暖地以南では夏期は山間地以外では栽培が困難である。しかし、熱研の遺伝資源収集によって、東南アジアから耐暑性の高い系統が収集されて...