摘要 葉緑素計などによる水稲の栄養診断は、品種や時期によって窒素濃度の予測が異なるなどの短所があるため、近赤外分光光度計を用いて窒素濃度を簡便に求める方法について検討した。この結果、乾燥試料では出穂...
有機物連用条件における水稲・小麦の栄養診断と施肥技術の確立(156)
摘要 有機物連用により地力の高まった土壌条件における適切な窒素施肥法を検討した。移植栽培では、堆肥2t/10aの連用条件では標準窒素量の施用により生育過剰となり、安定生産のためには10%以上減肥の必...
摘要 暖地水田土壌では有機物分解が速いため無機肥料のみの施用では地力窒素が低下し、作物収量の減少を招く。そこで、わらを水田に還元し、作業の省力化と同時に地力窒素の向上を目的として、稲わら及び麦わらの...
摘要 大規模低コスト水田農業技術体系と営農システムの確立を図るために新利根村太田新田営農組合を対象にして、三タイプの水稲直播栽培技術、大豆不耕起播種技術、生育栄養診断による小麦多收技術などを検証した...
摘要 近赤外分光光度計による非破壊分析法は食品の成分分析などに広く利用されているが、生育につれて体内の養分の分布、含有率の異なってくる水稲については、試料の調製法や分析条件等について明らかにされてお...
摘要 硝酸態窒素を水稲の施肥体系の中に組み込めるかどうかについて検討した。生育初期の水稲根の呼吸能は、被覆硝酸カルシウムを施用することにより被覆尿素や硫安の場合よりも高くなり、土壌の2価鉄量も最も低...
摘要 水稲の光合成機能を合理的に利用した良食味米栽培技術の開発に資するために、環境条件が炭素、窒素の蓄積・転流や白米アミロース含量、玄米窒素含量に及ぼす影響と穂の部位別の白米アミロースを調べた。あき...
摘要 硝酸態窒素を利用した水稲の施肥技術確立の可能性について検討した。被覆硝酸カルシウム施肥区(基肥+つなぎ肥;8+2kgN/10a)の水稲(奥羽316号)の初期生育は対照区(硫加燐安、基肥+幼穂形...
摘要 輪換田3年、輪換畑3年の6年輪作体系を確立するため、後期3年の初年目の麦、水稲、大豆作の多収穫・省力技術体系を検討した。小麦作では、新品種バンドウワセを用いて土壌診断・栄養診断による良質多収化...
葉菜類の窒素栄養診断指標及び栄養状態の簡易迅速診断法の確立(74)