暖温帯スギ林における大気-森林系CO2フラックスの解明(752)
摘要 本研究は、微気象観測によって、我が国の最も重要な林相の一つであるスギ人工林上の正味CO2吸収量とその季節変化を解明し、及びCO2フラックス形成過程について検討することを目的としている。これまで...
摘要 本研究は、基底流出機構および洪水流出に関わる諸要因解明を目的として,森林流域における降雨流出過程に関する解析を行ってきた。去川森林理水試験地については判読可能な空中写真を使用して、1959年以...
摘要 山地で発生する土砂災害の中でも、周辺住民の生活に大きな被害を与える土石流の土砂礫堆積機構を解明するため、1995年の噴火活動停止後の雲仙普賢岳において現地調査を行うとともに、1990年に熊本県阿蘇郡一...
摘要 温暖多雨地域の山地森林流域での気象環境形成作用の解明を目的として、1991年から鹿北流域試験地で水文・微気象観測を行ってきた。これまでの観測・解析によって、ボーエン比法による潜熱伝達量推定値と...
九州地域における収穫試験地資料を用いた長伐期林の暫定収穫予測(744)
摘要 九州地方の森林経営は,全国的な傾向と同様,長伐期施業に移りつつある。しかし長伐期施業に関する情報はまだまだ不足している。そこで長期継続試験地である収穫試験地の調査を進めた。課題実施期間中に調査...
摘要 火山地域における土砂移動発生実態を解明することを目的として,20世紀最大規模の噴火災害が発生した雲仙火山を対象に,異なった時期に撮影された空中写真の判読によって噴火堆積物および森林被害域の分布,...
摘要 森林組合など地域の中核的林業事業体において森林施業計画が策定されている。しかしこの策定には多数の要因を考慮しなければならないため,林業事業体にとっては大きな負担となっている。そこで迅速かつ適切...
摘要 放置林問題はわが国のこれまでの林業,森林政策の限界を示すもので,今後の林業,森林行政を方向付ける際に重要とされるその増加の背景と発生のメカニズムを明らかにすることを目的にした。放置林を森林施業...
摘要 森林の水保全機能の定量的評価及び将来予測を行うためには,水移動や物質変換の主な生起場である森林土壌の役割の理解に基づく流域スケールの水・物質循環モデルを構築する必要がある。しかし、現状で得るこ...
摘要 本研究は農林複合経営林家の実態と動向と地域林業の確立、山村地域の持続的発展におけるこれらの林家の位置づけを明らかにすることを目的としている。農林複合経営は農林業以外の就業機会の少ない山村に適合...
暖温帯スギ林における大気-森林系CO2フラックスの解明(854)
摘要 本研究は、微気象観測によって、我が国の最も重要な林相の一つである、スギ人工林上の正味CO2吸収量とその季節変化を解明し、CO2フラックス形成過程について検討することを目的としている。当年度は、...
摘要 山地災害に関わる洪水流出の実態を把握するために、1991年の台風19号によって大量の風倒木が発生した大分県玖珠郡玖珠町深耶馬溪の山地渓流を対象に、1993年9月の台風13号による災害時の流況を再現し流木...
摘要 雲仙普賢岳周辺斜面の浸透特性を把握するため、堆積物表層の飽和透水試験を行った。試験には、火砕流堆積地、ヒノキ林地、広葉樹林地の試料と新生火山灰を火砕流堆積物に被覆した試料を用いた。その結果、新...
摘要 雲仙普賢岳周辺域における降雨時の表面流発生を予測する指標を得るため、噴火堆積物の表層において簡易浸透能試験を実施した。表層堆積物の浸透能値は、砂質の火砕サージ堆積物で最も高く、ついでシルト質の...
九州地方北部における主要森林土壌の水源涵養機能の解明とその評価(850)
摘要 火山灰がほとんど堆積していない暖温帯の森林流域において、微地形単位と土層の厚さとの関係を定量化し、代表的な土壌の土壌水分特性を把握するために、鹿北流域試験地3号沢流域において、計121地点で簡易...
摘要 温暖多雨地域の山地森林流域での気象環境形成作用の解明を目的として、1991年から鹿北流域試験地で水文・微気象観測を行っている。当年度は2号流域に新たに建設した大型気象観測塔に設置した気象測定機器に...
摘要 森林組合などで森林計画等を編成する場合,地理的な情報が必要となる。しかし山地の等高線は屈曲部が多いため,デジタル化にはデータ量が多くなり,その整備等が困難とされていた。そこでパソコンを利用して...
摘要 九州中央山地におけるブナ林の天然更新過程を解明するため,ブナの種子生産と実生の定着過程を長期的に継続観測した。当年度も方形区内にブナ実生の発生はみられず、ブナの種子生産による繁殖が極めて限定的...
九州地域における収穫試験地資料を用いた長伐期林の暫定収穫予測(845)
摘要 全国的にみても唯一の林分成長の長期継続データである収穫試験地の調査を進めるため,川添収穫試験地(鹿児島森林管理署)ならびに鬼神収穫試験地(北薩森林管理署管内)の調査を実施し,林分構造を解析した...
摘要 森林利用特性の地域類型化手法の利用可能性を明らかにするために熊本県内の94全市町村に対して適用しこれまで未対応であった市街地特性抽出に必要な変数を検討した。その結果、人口密度,労働力人口比(15-6...