Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [4] 果樹の高品質・安定生産技術の確立 1 落葉果樹の高品質果実生産技術の確立 (3)ニホンナシの省力化及び早期成園化技術の確立
摘要 ジョイント樹形の果実調査の結果、一般的な4本主枝の果実品質と比較して、糖度が若干高かったものの大きな差は無いことが明らかになった。また、2本主枝一文字仕立てに関しても同様の結果であった。
ブドウ及びカキにおける生産性向上技術及び高付加価値化技術の開発
摘要 ブドウ4系統の地域適応性試験を継続し、果実特性等を評価した。カキわい性台木「豊楽台」の育苗には、培土容量が大きいほど生育が優れること等を確認した。カキ枝幹害虫フタモンマダラメイガの効率的防除技...
ブドウ「シャインマスカット」の短梢剪定栽培における多収・早期成園化技術の確立 1 高品質で多収が可能な栽培技術の確立
摘要 「シャインマスカット」において、省力技術を利用した高品質で多収が可能な栽培技術を開発するため、既存樹の樹形改造や新規植え付け園の栽植間隔の縮小による新梢密度の増加、養分転流の解明と着房数の検...
ブドウ「シャインマスカット」の短梢剪定栽培における多収・早期成園化技術の確立 2 早期成園化が可能な栽培技術の確立
摘要 早期に成園化が可能な技術の確立を図るため、早期成園化に適した台木の選抜と、副梢を利用した樹冠拡大方法について検討を行った。ここでは、一文字整枝短梢剪定における台木特性の把握と、副梢を利用した樹...
摘要 目的:スギ幼齢木の根域制御栽培における種子生産を確実にするためジョイント処理の効果及び夏から秋の灌水量を明らかにする。 成果:新たな栽培手法により人工交配及び早期成園化の技術を開発した。
若者に魅力ある所得2倍の高収益、早期成園化技術「ナシ流線型仕立」の確立
摘要 目的:ナシの未収益期間を短縮新たな仕立て方「流線型仕立」の普及上の問題解決のため、育苗の省力化・低コスト化、植栽後の側枝確保・樹勢強化等に取り組み、流線型仕立における最大収量、最適な植栽間隔・施...
1.落葉果樹の早期成園化・省力栽培技術の確立 1)ナシの早期成園化・省力栽培技術の確立
摘要 1)-1ナシのジョイント栽培技術の確立 ①ジョイント用大苗育苗における被覆肥料の効果「豊水」の樹高は被覆肥料1回区が432.2cm、被覆肥料2回区が409.4cm、慣行施肥区が419.0cmであり、被覆肥料1回区が高...
ブドウの高収量栽培、早期成園化技術と新品種の安定生産技術の確立
摘要 目的:2段仕立てによる高収量、早期成園化技術の確立。貯蔵技術の開発。着色優良黒系ブドウの栽培適応性を検討する。
摘要 目的:早期成園化と省力化対策として、県外で開発されたリンゴのジョイント栽培「側枝上方誘引型」(リンゴV字ジョイント栽培)及びモモのV字形整枝樹形育成技術、および専用棚の作成方法を開発し、生産性...
摘要 目的:本県における果樹のジョイント仕立て法に適した大苗生産方法を明らかにする。 成果:ニホンナシ新品種「甘太」のジョイント仕立ての適応性を検証した結果、基部径が7mm以上の側枝を20~30cmに切り返す...
果樹のジョイント栽培等新技術の導入による革新的栽培技術体系の確立
摘要 果樹のジョイント栽培等新技術を導入した早期成園化、省力化等革新的栽培技術体系を確立する。
浜通り地域におけるナシとブドウの早期成園化技術導入に関する実証研究
摘要 ナシのジョイントV字樹形やブドウの盛土式根圏制御栽培法による早期成園化技術や省力化技術、また、ナシ、ブドウの効率的防除法を実証する。
各地域に適したリンゴ早期成園化技術の開発と経営体における実証
摘要 目的:本県のような積雪地帯におけるリンゴの早期成園化には、雪害に強い樹形であることが必須条件である。そこで、各県で検討・開発された早期成園化技術の現地実証を行い、本県における導入メリットや経済...
摘要 目的:ニホンナシ既存園では改植障害が発生しやすく、短期間での成園化に苦慮している。また、‘秋泉’は紫変色枝枯れ症が発生しやすい。これらの問題を解決し、改植を前提に樹体ジョイント仕立てを核とした‘...
ニホンナシ、クリ及び核果類における生産性向上技術及び高付加価値化技術の開発
摘要 従来の極早生の主要モモ品種「ちよひめ」よりも9 日程度収穫期の早い極早生の白肉品種「ひめまるこ」(モモ筑波126 号)を育成した。ニホンナシの機械化樹形(V 字樹形)における労働時間について、総作業時...
摘要 高温下においても安定して着色する極早生等のリンゴ3 系統の果実特性、樹勢、栽培性に関する評価を行った。交配によって得られた実生集団のうち果実が得られたものから、芳香性に関連するDNA マーカーと官能...
摘要 加工適性に優れたカンキツ「あすき」について、ウイルス・ウイロイドフリー母樹を育成し、苗木業者への穂木供給を開始した。浮皮抵抗性品種の育成において、現状でカンキツの主産地より平均気温が2℃高い条件...
中山間地域における省力・高収益果樹生産システムの実現に向けた技術体系の確立
摘要 中山間地域における中晩生カンキツの高収益果樹生産システムについては、経営体強化プロを核として現地実証を進め、団地型マルドリ方式における共同利用施設運営管理規約汎用化ツールを策定・実証した。あわ...
オリーブ早期成園化技術の確立 1早期結実技術の開発 1)樹勢調節方法の検討
摘要 目的:結実までの期間を短縮する技術を開発するとともに、計画密植を行った園地における適正な間伐方法やその後の管理方法を確立し、早期成園化を図る。 成果:前年、「ルッカ」に対して幅10㎝の剥皮逆接ぎ処...