2 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための管理技術の検討 7)泌乳平準化による生涯生産性、経済性効果の検証と「飼い方」モデルの提示
摘要 泌乳最盛期における乳牛への負担軽減を目的として、泌乳平準化した乳牛の飼い方モデルを作成するための諸元を抽出した。 その結果、泌乳持続性の向上は2産次における乳房炎罹患率の低下に効果が認めら...
2 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための管理技術の検討 9) 哺育管理の違いが黒毛和種受精卵移植(ET)産子の発育に及ぼす影響の解明
摘要 酪農経営において受精卵移植により生産される和子牛のための哺育管理技術を開発することを目的に、異なる哺育管理が和子牛の発育、健康状態、肥育成績等に及ぼす影響について検討する。 R3年度は、R2年...
2 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための管理技術の検討 10)省力化を担保した丈夫な乳用後継牛を育成する高度哺乳プログラムの開発
摘要 中鎖脂肪酸による効率的な高栄養哺乳、酪酸ナトリウムによる小腸機能発達および酪酸エステルによる反芻胃発達促進の組み合わせによる哺育を実証し、哺育終了時平均体重を120㎏以上に高め、乳用子牛の疾病...
2 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための管理技術の検討 8) 乾乳から泌乳初期までの給与飼料の違いが乳牛の生産性に及ぼす影響の解明
摘要 乳牛の健全性向上及び酪農経営の大規模化にともなう乾乳牛の集団管理に対応した、乾乳から泌乳初期までの新たな管理技術の開発を目指す。 R3年度は、R2年度に引き続き乾乳期の配合飼料の給与水準につい...
2 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための管理技術の検討 12)乳牛の乳房炎予防法の開発
摘要 乳房炎は、経済的損失が大きい疾病であり、近年、薬剤耐性菌の問題から抗生物質の使用を抑制するため、発症リスクを低減させる予防管理が求められている。また、近年、プロバイオティクス飼料添加剤投与に...
2 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための 管理技術の検討 11)中鎖脂肪酸を利用したホルスタ イン種育成牛の飼養管理技術
摘要 強化哺乳プログラムで哺乳期の発育性を高めた育成牛について、発育性は高いが過肥にはさせない離乳後の管理を確立させることを目的とする。 泌乳牛への中鎖脂肪酸給与により、血液中の成長ホルモンが上昇す...
摘要 目的:乳牛の生涯生産量や健全性による経済効果を、酪農家の平準化した乳牛で調査を行うとともに、乾乳期短縮による新たな泌乳平準化技術を開発する。 成果:当所では、乾乳期短縮とCP強化した乾乳期短縮区の...
子牛の評価を高めるための繁殖雌牛の能力評価と飼養管理の技術開発
摘要 目的:適切な交配を進めていくために産肉能力に加え、繁殖能力の育種価及びゲノミック評価を開発、さらに子牛の初期発育に影響する母牛の泌乳能力に関する育種価及びゲノミック評価技術を開発する。 また...
摘要 目的:生殖器の変化を基にした交配適期の検討による人工授精受胎率の向上を図るとともに、体温や体動の変化を測定し分娩予測の可能性を検討する。 成果:卵胞の直径が40mmを超え、排卵窩が十分に開口した状...
2 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (4) 家畜の生産システム改善に関する 検討 12) ICTを用した繋ぎ飼い牛舎での 効果的な飼養管理・繁殖管理 技術の実証
摘要 牛の導入価格が高騰し、後継牛確保の必要性が増しているなか、繁殖成績の安定化は重要となっている。総合牛群管理システムは牛群の繁殖管理、健康管理のツールとして有用であるが、放し飼い牛舎向けであり、...
2 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための 管理技術の検討 10)省力化を担保した丈夫な乳用後継 牛を育成する高度哺乳プログラム の開発
摘要 中鎖脂肪酸による効率的な高栄養哺乳(試験1)、酪酸ナトリウムによる小腸機能発達および酪酸エステルによる反芻胃発達促進の組み合わせによる哺育(試験2)を実証し、哺育終了時平均体重を120㎏以上に高め...
2 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための 管理技術の検討 9)哺育管理の違いが黒毛和種受精卵 移植(ET)産子の発育に及ぼす影響 の解明
摘要 酪農経営において受精卵移植により生産される和子牛のための哺育管理技術を開発することを目的に、異なる哺育管理が和子牛の発育、健康状態、肥育成績等に及ぼす影響について検討する。
2 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための 管理技術の検討 7)泌乳平準化による生涯生産性、経 済性効果の検証と「飼い方」モデ ルの提示
摘要 泌乳最盛期における乳牛への負担軽減を目的として、泌乳平準化した乳牛の飼い方モデルを作成するための諸元を抽出する。R元年度は①疾病の発生回数及び治療費の算出、②疾病の治療に伴う廃棄乳量等の算出、③経...
2 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための 管理技術の検討 6)乾乳期短縮技術の高度化による 乾乳期飼養省力化と分娩後の健全 性の向上
摘要 乳牛の乾乳期間を短縮すると泌乳初期のピーク乳量が減少し、負のエネルギーバランスが改善され、健全性の向上が期待できる。 H28-29年度は、初産-2産の乳牛で試験を実施し、繁殖性の向上効果が認められた。 ...
摘要 生体センサや動画解析技術を用いて、得られる活動量や体位、体表温などの情報から、分娩開始や発情開始などの繁殖雌豚管理技術の開発を目指す。
摘要 内容:早期離乳および強化哺育による哺育方法において、生後4日齢から森林由来飼料または粗飼料を給与することが、育成成績および初産泌乳成績に及ぼす影響を解明する。 成果:4日齢からの乾草給与は離乳後...
乳中尿素態窒素(MUN)等を指標とした高泌乳牛の栄養管理技術の確立
摘要 牛群検定情報等から県内におけるMUNの実態と繁殖成績等との関連性を把握するとともに、場内飼養試験を通じて、MUNを主な指標とした高泌乳牛の適正栄養管理技術を確立し、繁殖成績の改善等による乳牛...
道産地鶏の販売拡大を目指した北海地鶏Ⅲの生産性向上と商品価値の明確化
摘要 目的:畜産試験場で作出された肉用地鶏「北海地鶏Ⅱ」の生産量は、年間約5万羽で近年頭打ちにある。これは価格がブロイラーの約5倍であることや商品価値を認知している実需者が限られているためと考えられる...
道産地鶏の販売拡大を目指した北海地鶏Ⅲの生産性向上と商品価値の明確化
摘要 目的:北海地鶏Ⅲに適した飼料設計および給与量を提示するとともに、鶏群の発育のばらつきを抑える飼育管理技術を開発し、生産コストを低減する。また、販売競争力強化のため、北海地鶏Ⅲの肉質特性を活かした...
家畜の効率的繁殖管理技術と高品質な生殖細胞・受精卵の生産・保存技術の開発
摘要 センシング技術については、発情予測で活動量センサデータの発情判別アルゴリズムを開発し正常排卵判別率78.9%を達成するとともに、体表温センサにより48 時間以内の分娩を95%以上の確率で予知可能とした。...