摘要 F3世代1系統および F7世代7系統について幼苗で疫病抵抗性検定を行い、抵抗性選抜個体はさらに青枯病抵抗性の選抜を行った。疫病抵抗性検定ではF7世代の‘CBP94D-77-3-18-8-2’は罹病性を示したが、他の系統...
イネの過敏感反応により誘導されるいもち病抵抗性突然変異遺伝子の解析と育種利用(192)
摘要 MNU処理により誘発された過敏感反応突然変異体のうちいもち病に対する反応が原品種と異なる13系統について、いもち病及び白葉枯病抵抗性検定を行った結果、6系統がいずれの病気に対しても原品種と比較し...
摘要 北海道に適応する優良品種の選定に資するため、諸外国および国内の民間会社により育成された品種・系統の主要特性を明らかにする。11年度は、23品種・系統の生産力検定試験を行うとともに、病害抵抗性に...
チオニン遺伝子等の導入による複数病害抵抗性イネの作出(229)
摘要 エンバク・チオニンを高発現する形質転換イネの広範な病害抵抗性を調査する目的でイモチ病に対する抵抗性検定を行った。その結果、エンバク・チオニン高発現によるイモチ病抵抗性の増強は特に認められなかっ...
摘要 F2世代1組合せ、F3世代2系統及びF6世代7系統について疫病抵抗性の幼苗検定を行い、疫病抵抗性で生育が旺盛な選抜個体について青枯病抵抗性選抜を行った。疫病抵抗性検定における発病株率は、F2世...
摘要 我が国で発生が認められている植物病害のうち、約70%は菌類による病気であり、菌類病抵抗性育種に向けた素材の作出は重要な課題である。特にブドウでは、菌類病に対して有用な育種素材が少なく、組換えD...
β-1,3-エンドグルカナーゼ遺伝子の導入による病害抵抗性ブドウの作出
摘要 現在の果樹病害の防除は殺菌剤に依存する割合が高く、その改善方策として病害抵抗性品種の早急な開発が求められている。本研究では、菌類の細胞壁を構成する多糖類の一つであるβ-グルカンを加水分解する酵...
摘要 トマトの栽培においては、複合病害抵抗性品種の利用が必要不可欠であるが、灰色カビ病では抵抗性素材が全くなく、葉かび病では多くのレースが存在し全レースに抵抗性を示す品種はほとんどないのが現状である...
摘要 ピーマンの青枯病・疫病複合抵抗性系統を育成する。8年度は、F2世代2組合せとF4世代13系統の疫病及び青枯病抵抗性検定を行った。疫病抵抗性検定の結果、F2世代では‘CBP96A’は発病株率が15...
摘要 既存品種の根腐萎ちょう病抵抗性はタバコモザイクウイルス抵抗性との連鎖が強く、接ぎ木の際に穂木・台木の組合せを制限する。そこで、Tm-2遺伝子と連鎖していない抵抗性系統を育成する。7年度までにL...
摘要 ウリ科野菜の糸状菌病に対する抵抗性育種法を確立するため、抵抗性検定法の改良および抵抗性素材の検索を行った。メロンのつる割病抵抗性については、北海道夕張市で分離された極めて病原力の強い菌株に対す...
摘要 この課題では、イネキチナーゼ遺伝子をブドウに導入し、耐病性の個体を作出する事を目的としている。キチナーゼ遺伝子を‘甲州三尺’、‘ネオマスカット’に導入し、形質転換体を得た。形質転換体のキチナーゼタ...
摘要 導入あるいは保存中の品種・系統の特性調査及びこれらについての病害抵抗性検定を行って抵抗性素材を得ることを目的に、これまでトマト、ナス、トウガラシ(ピーマンを含む)の導入品種及び生物研から再増殖...
摘要 青枯病に罹病性のトウガラシ‘AC2258’(P1)と抵抗性のピーマン‘三重みどり’(P2)との組合せのF1、F2、BCP1、BCP2を作出し、青枯病抵抗性の遺伝様式について検討した。発病程度を0(...
CMVサテライト遺伝子導入トマトのウイルス病抵抗性検定(70)
摘要 現在までのところ、キュウリモザイクウイルス(CMV)に対する抵抗性トマト品種は育成されていない。ある種のCMVサテライトRNAはCMVによるトマトの病徴を抑制することが判明しているため、CMV...
摘要 昆虫の幼虫から単離された抗菌性ペプチド遺伝子を、モデル植物であるタバコに導入して、抗菌性ペプチドを生産させることにより、植物病原細菌に対する抵抗性を獲得させることを目的として実験を行った。6年...
摘要 てんさいそう根病抵抗性多胚二倍体花粉親系統の選抜・育成を行う。4年、及び5年に雄性不稔種子親系統「NK-183BR×TK-80-2BR2」と、そう根病抵抗性として選抜・育成したPM-4、PM-...
摘要 わが国の温暖地におけるカーネーションの重要な病害の一つである萎ちょう細菌病(Pseudomonas caryophylli)に対する抵抗性の簡易検定法の開発と、抵抗性母本の選抜をした。浸根接種...
イチゴのうどんこ病・萎黄病・炭そ病複合抵抗性検定法及び素材系統の開発
摘要 現在の促成栽培の主力品種である「女峰」、「とよのか」は品質・収量面で優れるものの、耐病性の点では大きな欠点を抱えており、高品質かつ強度複合病害抵抗性品種の育成が望まれている。そこで本研究では主...
摘要 キュウリを用い、つる割病抵抗性検定における培養土のpHの影響を検討した結果、pHが低い程発病が促進されることが明らかになった。メロンつる枯病抵抗性を市販F1品種、育成した抵抗性中間母本、育成素...