摘要 カルガモに近縁な家禽アイガモを用いた試験において、稲籾の1/4重のフェニトロチオン粉剤の粉衣処理、及び乳剤100倍液の72時間浸漬処理は、室内実験では有意な忌避効果を認めたが、野外大網室水田における湛...
1 水稲湛水直播栽培の収量向上と省力・低コスト技術の開発(2)生育の安定化と収量向上(v)鳥害防止技術 ア カラス・スズメによる鳥害防止
摘要 湛水直播の播種後落水期間におけるスズメの食害を回避する方法を検討した。ガラス室内に設置したプラスチックバットに土を入れて代掻きして、異なる水深における食害程度を調査した。湛水深0cmでは播種翌...
摘要 目的:見本展示ならびに保有種子の維持・保存管理を行い、特性検定や生産力検定の比較用種子等を確保する。また、交配母本の特性調査及び養成も行う。到達目標:(1)???供試品種について優良種子の確保及び交配...
摘要 水田直播の鳥害防止を図るため、加害鳥種や加害実態を把握し、各種防護資材の実用性を検討した。 研究対象 水稲 戦略 土地利用型農業 専門 虫害 部門 水稲
摘要 目的は、サル、イノシシ、シカ等が生息する地域での高齢者が管理することを前提にした集落の合理的農業生産を維持する鳥獣害対策を検討することである。1.鳥獣害防止対策情報の提供と防護出来る環境改善対...
摘要 研究室が作成したマニュアルに従って全国の協力員に依頼し、北海道、山形、宮城、茨城、東京、長野におけるヒヨドリの秋期から冬期の個体数変動を調査した。どの調査地点でもヒヨドリ個体数は秋に増加し冬に...
摘要 水稲乾田直播栽培におけるキジバト・スズメ用忌避剤として、フェニトロチオン乳剤の100倍希釈液に稲籾を72時間浸漬処理し、さらに、色ないし苦みによる識別剤を添加すれば、十分な効果を得られることを実証...
摘要 i)「サチユタカ」を供試した播種試験では、出芽率は不耕起密植無培土区(条間30cm)でも80%以上で、10a当たり9,000本以上の十分な苗立ち数を確保した。中耕ロータリをベースに開発供試した作業機は、2段の播...
摘要 i)ヒヨドリは主に液果を採食しながら北から南に移動する。茨城県つくば市において、ヒヨドリが冬期に採食した主要な液果はトウネズミモチなど24種であり、街路樹や庭木として植えられているものが大部分であ...
摘要 i)殺虫剤のフェニトロチオンを粉衣処理した稲籾は、野外圃場においてカルガモの摂食を阻害したが、稲の発芽が遅れる等の薬害を生じるため、処理法についてさらに工夫が必要である。ii)フェニトロチオンを浸...
摘要 防除効果の持続性向上と範囲の拡大を目標として、果樹園内を無人で移動し、複合的な刺激を不規則に発生する鳥害防止装置の開発を進めた。11年度は、10年度に試作した3形式の鳥害防止装置及び移動台車の...
小麦・大豆作体系を軸とした水田転作省力作業技術の確立(66)
摘要 大豆作の不耕起播種作業を効率よく行うため、中耕培土に用いるロータリカルチベータをベースとした簡易な不耕起播種機を開発した。この不耕起播種機は大豆の播種において十分な性能を有し、かつ麦わら被覆に...
果樹における鳥害防止技術の組み合わせ、ロ-テ-ション化技術の確立(215)
摘要 鳥獣による被害及び防止法等の実態について、現地及びアンケ-ト調査を行った。防止法の組み合わせ事例としては、鳥類で31、獣類で4組み合わせで、鳥類に対して特に多く、防鳥法の困難さが示唆されていた...
摘要 大規模水稲作経営における労働生産性及び水稲直播栽培の安定化を目的とし、生産管理の高性能化、生産資材等のハンドリング及び栽培管理技術を改善し、技術集約型の大規模水稲生産システムの開発を進めた。具...
摘要 11年の乾田直播水田においては、銃器による有害鳥獣駆除の実施を播種後約1週間遅らせたが、これまでと同様に鳥害による苗立ち数の減少は検出されなかった。主な加害鳥であるキジバトは播種後1週間目頃に直播...
摘要 湛水直播におけるカルガモ害に対する代替餌場設置の効果を、屋外大ケージ内の実験田で試験開始時の葉令、湛水深を変えて検討した。乾籾重の2倍量でカルパー粉衣したキヌヒカリを5.5kg/10aの密度で代かき直...
摘要 盛岡試験地付近の北上川における播種時期のカルガモ生息密度は、4年間の平均と標準偏差が10.5±2.2羽/kmで変動係数は21%であった。鳥害防除法の検討では、MA(アントラニル酸塩)の3~5日の繰り返し施用、...
摘要 太田町主要河川の播種直前のラインセンサス法によるカルガモ生息数調査では、10年よりさらに少ない16羽を確認しただけであった。生息密度は0.9羽/kmと非常に低く、直播圃場での被害は問題とならなかった。...
摘要 忌避効果の持続性向上と範囲の拡大を目標として、果樹園内を無人で移動し複合的な刺激を不規則に発生する鳥害防止装置の開発を進めた。11年度に試作した擬人式■を改良し、効果確認試験及び1ヶ月程度の効果...
摘要 カルガモによる稲直播種子の被害を調査した。太田町主要河川での播種直前のラインセンサス法によるカルガモの生息数は20羽で、町内全域の生息密度は1.2羽/kmで低い値であったが、川から500m程度の直播圃場...