天敵等を利用したカキのフジコナカイガラムシの環境保全型防除技術の開発 (2)総合的防除技術の確立
摘要 果樹カメムシ多発年における天敵活用型防除体系の効果を実証するため、現地6カ所、12圃場で試験を実施した。その結果、7~8月のカメムシ防除剤を従来の合成ピレスロイド系殺虫剤からフジコナカイガラムシ...
摘要 本県のイチゴ生産においては、優良品種「さちのか」や高設栽培システムの導入による省力化や規模拡大が図られています。また、近年、環境保全型や安全・安心な農産物の生産が求められ、病害虫防除において...
摘要 アザミウマ類の天敵であるヒメハナカメムシ類の生態解明と捕食能力の評価及び天敵利用法の開発を行う。農家ほ場では、タイリクヒメハナカメムシの放飼によってアザミウマ類の被害が軽減した。 戦略 環境 専...
摘要 本県のイチゴ生産においては、園芸ビジョン21の下、優良品種「さちのか」や高設栽培システム(平成14年、32ha)の導入による省力化や規模拡大が図られている。また、近年、環境保全型や安全・安心な農作物...
64.ふくおか安心農産物認証制度を支援する減農薬防除体系の確立 (1)施設果菜類における50%減農薬防除体系の確立1)イチゴ、トマト、ナスの減農薬防除体系の確立
摘要 イチゴ灰色かび病に対するボトキラー水和剤の常温煙霧処理の効果:無加温ビニルハウスで3月中旬から1週間間隔で3回、300g/6~10l/10aを処理した結果、調査期間中のイチゴ葉の表裏面には大量のバチ...
摘要 ナシの農薬削減技術の開発において、既存の棚を利用した簡易雨よけにより殺菌剤散布成分数の削減の可能性が確認できた。また、交信攪乱剤(コンフューザーN)の利用により殺虫剤の散布成分数が削減できた。...
茶害虫クワシロカイガラムシの環境保全型防除技術の実用化<新>
摘要 近年、クワシロカイガラムシが多発し、枯死茶園が見られるようになり、この対策として薬剤散布を行ってぃる。しかし、本虫の生態から多量の薬剤散布が必要であり、環境への影響が懸念されている。そこで適期...
摘要 目的:本県が開発した高設ベンチ栽培システムにおいて、培養液の循環方式による経営費のコスト低減、環境負荷低減ができる栽培技術を開発するとともに、低コストな天敵利用技術を確立する。 得られた成果...
摘要 目的:クリの大果生産技術や難防除害虫の天敵利用技術の確立を図る。得られた成果: (1)農家、場内から見出したクリ9系統の中から平均1果重が30g以上の大果性の2系統を選定した。(2)「丹沢」を対照に骨格枝...
34.天敵利用による施設ナスの総合的病害虫管理技術(IPM) (2)訪花昆虫(マルハナバチ、ミツバチ)の利用技術3)着果に対するミツバチの利用
摘要 目的:無加温半促成ナス栽培における着果の方法として、マルハナバチの利用とともに、マルハナバチより価格の安いミツバチの利用が注目されている。計画:そこで、ミツバチの利用を検討する。 期待される成...
34.天敵利用による施設ナスの総合的病害虫管理技術(IPM) (2)訪花昆虫(マルハナバチ、ミツバチ)の利用技術2)無加温半促成ナス栽培における花粉と着果
摘要 目的:無加温半促成ナス栽培では訪花昆虫を利用した受粉が行われているが、低温期には石ナスや肥大不良果の発生が問題となっているため、訪花昆虫導入時期を検討する。 計画:低温期の花粉稔性と着果につい...
34.天敵利用による施設ナスの総合的病害虫管理技術(IPM) (2)訪花昆虫(マルハナバチ、ミツバチ)の利用技術1)訪花昆虫の利用技術
摘要 目的:施設ナスの総合的病害虫管理技術を確立するために、訪花昆虫の利用技術を確立する。計画:施設ナスの総合的病害虫管理技術を確立するために、訪花昆虫であるマルハナバチおよびミツバチの利用技術を確...
34.天敵利用による施設ナスの総合的病害虫管理技術(IPM) (1)天敵利用による防除効果
摘要 目的:施設ナスの主要微小害虫を対象に天敵を利用した防除効果を検討する。計画:アブラムシ類、ハダニ類、アザミウマ類などの微小害虫に対する天敵(コレマンアブラバチ、チリカブリダニ、タイリクヒメハナ...
摘要 施設栽培の果菜類においては多数回の薬剤散布を要する病害虫が常発し、化学農薬削減の障害となっている。現在ではそれらの病害虫に対する天敵生物が製剤化され一般の農家レベルでも入手可能となったが、北海...
ムギダニとそれに寄生するNeozygites sp. との相互関係の解明
摘要 ムギダニに対する低温の影響について、休眠覚醒後の卵は、18℃以下の温度で孵化するが、15℃の方が孵化率は明らかに高いことを明らかにした。ムギダニの寄生菌Neozygites sp. の休眠胞子は、温度が高いほど早...
摘要 天然物については、ポメロ、シトロネラ、レモングラス、フィンガールートに含まれる揮発性成分やGlinus herniarioides、G. oppositifoliusに含まれる不揮発性成分にコクゾウムシ増殖抑制の明瞭な活性がある...
摘要 ククメリスカブリダニのイチゴにおけるハダニ抑制力は50~30%であることを確認した。イチゴは化学農薬の使用を最も回避したい果実であり、天敵利用防除体系の確立のために適性の高い天敵としてハダニ抑制力...
高度予察法と在来天敵利用によるハマキガ類とカンザワハダニの総合防除技術の開発(133)
摘要 チャノコカクモンハマキの発育零点・有効積算温度等を明らかにし、これらを利用した発生時期の予測が効果的であることを示した。また、野外条件でも計数精度が高い自動計数フェロモントラップの試作機を作成...
寄生性天敵利用を核としたコナジラミ、マメハモグリバエ等害虫の総合防除技術の開発(84)
摘要 施設トマトの病害虫総合防除技術の確立に関連して、主要害虫コナジラミ類及びマメハモグリバエの寄生性天敵による防除技術をモデルにより評価する。これまでマメハモグリバエ及び導入寄生蜂イサエアヒメコバ...
摘要 天敵の普及のためには事例情報を天敵カルテとして蓄積し,利用者に対する情報・アドバイスの提供を行うシステムを作成することが最も効果的である。天敵利用および情報システムの専門家で構成されるワーキン...