複数天敵利用を核としたハダニ、アブラムシ等総合防除技術の確立(230)
摘要 減農薬カンキツ園における4月のマシン油乳剤散布がハダニとカブリダニ類の発生に及ぼす影響を調査した。孤立園では両者共に低密度に推移したのに対し、周辺に同様な園地があるカンキツ園ではハダニは低密度...
摘要 虫害研究室では卵寄生蜂を利用した野菜の重要害虫コナガの生物的防除法の開発を進めている。しかし、農業生態系を考慮すれば特定の防除手段にたよるのではなく、害虫個体群-作物個体群を中心として複雑な生...
高度予察法と在来天敵利用によるハマキガ類とカンザワハダニの総合防除技術の開発(134)
摘要 チャノコカクモンハマキの発育に及ぼす温度の影響を明らかにし、発育零点と有効積算温度を利用すれば越冬世代成虫の誘殺消長から第一世代成虫の発生時期の予測が可能であることを示した。顆粒病ウィルス製剤...
寄生性天敵利用を核としたコナジラミ、マメハモグリバエ等害虫の総合防除技術の開発(96)
摘要 施設栽培トマトの主要害虫コナジラミ類及びマメハモグリバエの寄生性天敵による防除技術をモデルにより評価する。マメハモグリバエの導入寄生蜂イサエアヒメコバチとハモグリコマユバチの直接的相互干渉を調...
複数天敵利用を核としたハダニ、アブラムシ等総合防除技術の確立(241)
摘要 ミカンハダニと天敵類の発生消長を農薬無散布園で8~10月に調査した。期間中ハダニ及び天敵類の密度は極少に推移し、9月下旬の台風通過後はハダニ及び天敵類の発生が皆無となったため、天敵類の影響につい...
高度予察法と在来天敵利用によるハマキガ類とカンザワハダニの総合防除技術の開発
摘要 現在、茶園の病害虫防除では薬剤の散布回数及び散布量とも他作物と比較して多く、 農薬の使用量削減の技術を早急に確立する必要がある。 そこで、茶の重要害虫であるハマキガ類やカンザワハダニに対して各...
ウンカ類卵寄生蜂の機能発現と水稲の生体防御機構の相互関係の解明(152)
摘要 7~9年度に実施した課題「効率的天敵利用のためのウンカ・卵寄生蜂・水稲相互共生機構の解明」の完了に伴い、引き続き実施する課題である。11年度は、これまでに得られた各種のデータをもとにして、セジ...
複数天敵利用を核としたハダニ、アブラムシ等総合防除技術の確立
摘要 カンキツの害虫種に対する個別防除技術を開発するとともに、害虫群管理の観点に基づき各種防除技術の組み合わせとそれらの相乗効果や補完関係等を解明することにより、カンキツ園での農薬使用量を半減する総...
摘要 ワタアブラムシは多くの植物に寄生するが、いくつかのバイオタイプの存在が知られている。また、近年は薬剤抵抗性の系統も多く出現している。寄生性はバイオタイプに異なり、圃場では寄主植物によって増殖力...
寄生性天敵利用を核としたコナジラミ、マメハモグリバエ等害虫の総合防除技術の開発
摘要 持続型農業を推進する上で必要となる現場対応型体系化技術の一環として、施設トマトの病害虫総合防除技術の確立に関連して、主要害虫コナジラミ類及びマメハモグリバエの寄生性天敵による防除技術をモデルに...
摘要 野菜の連作は、土壌病害や多くの病害虫を引きおこし安定生産の大きな阻害要因となり、ひいては農薬の過剰散布を招き、化学肥料の過剰施肥とあいまって、環境汚染と土壌の生産性低下をもたらすと懸念されてい...
摘要 オンシツツヤコバチによるコナジラミ類の防除を安定的に行うため、併用可能な薬剤の影響、温度が天敵による防除効果に及ぼす影響を解明した。マミーは1日のうち40℃が4時間以上あるいは42.5℃が1時間...
摘要 卵寄生蜂による野菜の難防除害虫コナガの防除法の開発を進めるには、天敵利用を含む総合的な防除体系の確立が必要である。9年度は大阪府立農業技術センターと共同で、大阪シロナのコナガの防除対策として、...
ウンカ類卵寄生蜂の機能発現と水稲の生体防御機構の相互関係の解明
摘要 昆虫機能を利用した害虫制御法は、低投入型農業や環境保全型農業推進を可能とする。この研究は、害虫ー天敵の系に注目した単純なものであったが、加害される植物の生体防御反応は害虫にかなりの影響を与える...
効率的天敵利用のためのウンカ・卵寄生蜂・水稲相互共生機構の解明(157)
摘要 あらかじめセジロウンカに産卵させたポット植えのイネ(品種:コシヒカリ)をガラス室内に35×25cm間隔で25株配置し、その中央に羽化24時間後のAnagrus sp.雌35頭を放飼した。5日後...
摘要 施設栽培トマトにおいて天敵利用を進める上で、オンシツツヤコバチと併用可能な選択的薬剤を探索する必要がある。そこで、ピメトロジン水和剤の本寄生蜂に及ぼす影響を調査した結果、室内試験では羽化成虫が...
効率的天敵利用のためのウンカ・卵寄生蜂・水稲相互共生機構の解明(57)
摘要 互いに隣接するコシヒカリとIR24の水田で株分解調査によりセジロウンカの卵数を、見取り調査法及びファームコップ法により5齢幼虫・成虫密度を調査した。侵入世代の卵密度はIR24の方が高く、その後...
摘要 卵寄生蜂による野菜害虫コナガの防除法の開発を進めているが、農業生態系を考慮すれば、天敵利用を含む総合的な防除体系の確立が必要である。そこで、天敵と併用できる農薬の検索、現場における卵寄生蜂の放...
摘要 野菜の連作は、土壌病害や多くの病害虫などの多発、農薬の過剰散布を招き、環境汚染と土壌の生産性低下が懸念されている。このため、安全で環境負荷をできるだけ低減化する必要がある。そこで、合成農薬の使...
Verticillium lecanii菌の高温条件下における各種能力の解明
摘要 わが国における施設野菜害虫への天敵利用技術の確立を目的とし、在来のVerticillium lecanii(721株、925株)および海外から導入された製剤から分離した菌株(MG-A株)につい...