除草剤を使わない水稲栽培技術の確立 4)機械除草とチェーン・ブラシ除草との組合せ
摘要 除草機にチェーン・ブラシ除草器具を取り付ける除草法は、除草1回目における株間のコナギに対する除草効果が高く、除草機のみに比べてコナギの7月上旬の残草が半分以下に減少した。このため、この除草法は...
水田農薬の環境負荷軽減効果の評価手法 確立と実証1) 現地水田群における環境負荷軽減効果の 実証(農薬流出調査)(県、継、20~22)
摘要 水田除草機が導入された地区において、除草機導入区と除草剤施用区を設定し、排水路における除草剤(ダイムロン、ブロモブチド、フェントラザミド、ベンスルフロンメチル)の濃度と各区からの流出量を調査...
有機自給飼料生産技術の確立とこれを用いた日本短角種オーガニックビーフ生産技術の実証
摘要 目的:トウモロコシの無農薬栽培条件下における雑草防除に向けた適正な中耕・培土の時期及び回数について検討するとともに、近年開発され普及しつつある株間除草機の雑草防除効果を明らかにし、作業時期や回...
普通作物の品質評価と栽培法 2)北部九州水田輪作地帯における省力低コスト生産技術の体系化と現地実証
摘要 目的:現地において多湿条件における大豆の安定播種技術や中耕培土技術を実証する。さらに、イネ直播栽培等と組み合わせた土地利用型の省力低コスト生産技術体系を確立する。 成果:現地ほ場において、ディ...
中山間地における新形質米、特産野菜等を用いた安全・安心・高付加価値型栽培技術の開発
摘要 目的:近年、消費者のニーズが多様化し健康志向や食の安全・安心に対する関心が高まって いる。そこで、夏季冷涼な気候条件を生かした特徴ある水稲の安全・安心な栽培技術 の開発を行い、付加価値の高い...
1 担い手支援のための水田管理技術の開発研究 6)中山間地域における法面、畦畔除草機の開発 (1) 小型除草機の試作
摘要 目的:営農活動において畦畔の除草は必須の農作業であるが、中山間地域で大規模生産している生産者にとって栽培期間中に数回の行う除草作業の労働負荷は大きい。さらに基盤整備田では長大な法面となり、傾斜...
蒸気除草機を利用した土地利用型作物の難防除雑草駆除技術の開発 (1)蒸気除草による直播水稲の雑草イネ埋土種子の死滅効果の現地実証と駆除体系の確立
摘要 目的:雑草イネは、直播栽培では出芽時期が栽培イネと競合し、除草剤による防除が困難となる。このため、蒸気除草機を利用した雑草イネ種子の熱損傷による物理的除草法を確立し、対策年限短縮、防除効果向上...
摘要 市販の動力除草機よりも低価格で手軽に作業可能なチェーン除草機を開発する。また、イトミミズの増殖あるいは活動に適する圃場管理方法を開発し、イトミミズの土壌撹拌作用による雑草種子の土壌埋没・発芽抑...
摘要 目的:水田の管理作業の軽労化技術を開発する。湛水作業条件下の管理作業を改善する。また、水田の機械作業に適したほ場整備技術を確立する。 成果:水田の畦畔管理作業の軽労化に向けた、乗用管理機搭載の...
摘要 大豆の生産性向上を図るため、飼料米-大豆輪作体系や有機物施用と深層施肥による地力増強、難防除雑草の抑制技術の確立、新品種を組み入れた新作付体系の構築を行う。 尿素の深層施肥は、地上部の窒素吸収量...
摘要 本年度は除草性能を低下させずに人力牽引型チェーン除草機の3割軽量化を達成した。チェーン除草機の基本的な設計、除草原理と効果については予定通り把握されてきたため、技術普及に必要な条件整理に着手で...
摘要 H21年度と同様に、代かき同時移植と機械除草を組み合わせた除草体系は一年生雑草に対して高い除草効果が得られたが、除草機の設定次第では十分な除草効果が得られない場合もある。プラウによる秋耕起は、シ...
水田の環境保全に配慮した小型除草ロボットによる除草技術の開発
摘要 (1)株間除草機構として従来から検討を進めている鎖を用いて、除草効果と水稲の収量等について検討し、株間除草機構の有効性を明らかにした。さらに腰の強いブラシを候補に加え、それぞれについて実際のほ...
蒸気除草機を利用した土地利用型作物の難防除雑草の土中種子駆除技術の開発
摘要 (1)飽和蒸気を発生する現有機による種子駆除効果をコムギ収穫後、ダイズ播種前の現地圃場において評価した。蒸気温度200℃の過熱蒸気を発生する試作機を製作し、水稲収穫後、ダイズ収穫後の現地圃場におい...
b.難防除雑草バイオタイプのまん延機構の解明及び総合防除技術の開発
摘要 1)麦・大豆作雑草の個体群動態-収益統合モデルの開発では、雑草個体群動態モデルプロトタイプに確率変動や昆虫による種子食害率を組み入れて拡張し、カラスムギの密度低下が種子食圧に依存していることを...
除草剤を使わない水稲栽培の経営評価、 1) 除草剤を使わない水稲栽培のコスト評価
摘要 水田用除草機の10a当り圃場作業時間は、A事例(山間地・不整形田)が0.50hr、B事例(平坦地・整形田)が0.35hrであり、圃場作業比率を80%、作業1回分の対応可能時間を40hrとすると、水田除草機1台当...
蒸気除草機を利用した土地利用型作物の難防除雑草駆除技術の開発
摘要 目的:雑草性赤米は直播栽培稲では出芽時期が栽培イネと競合し除草剤による防除が困難となる。このため、蒸気除草機利用した種子に対する熱損傷等による耕種的除草法を確立し、対策年限短縮、防除効果向上を...
除草剤を使わない水稲栽培技術の確立、2)機械除草の時期及び回数
摘要 水田用除草機を用いた機械除草では、2回処理を前提とした場合、1回目をコナギ0.5葉前後、2回目をその10日後に行うと、除草効果が高かった。しかし、水稲の収量確保のためには、初期の株間除草方法を検討す...
摘要 1)水田用複合除草技術では、開発した乗用型水田除草機と米ぬか散布を組み合わせたほ場試験を行い、2~3回行っていた機械除草作業を1回程度低減しても十分な除草効果と収量が得られることを明らかにした。...