摘要 ばれいしょのアブラムシの天敵利用による生物的制御技術改善のため、アブラムシの寄生蜂に対するカイロモンの確認と抽出・単離を目的とした。寄生蜂アブラバチの産卵行動と寄主探索行動から、カイロモンの生...
スギ・ヒノキ穿孔性害虫の誘引物質の生物検定法の開発(273)
摘要 スギノアカネトラカミキリの誘引物質に対する野外生物検定法として衝突板式トラップの使用が適しており、サンプルは固形化材で固めて用いることで長期間安定した効果を維持できることを明らかにした。性フェ...
摘要 きのこ寄生昆虫の寄主探索要因を解明するため、揮発性成分の関与について検討した。揮発性成分が補足されれば、これに誘引される昆虫種を明らかにするための生物検定ができるようになる。ヒトクチタケ、ハタ...
摘要 GC-EAD装置の性能を調べるため、トビハマキの触角を使って成分濃度とEAG活性との関連を検討したところ、処女雌抽出物に含まれる(Z)-11-tetradecenyl acetateは0.01...
摘要 広食性の吸汁性昆虫の代表であるワタアブラムシの寄主選択を制御する化学的因子を解明するために、各種ウリ科及びナス科植物の生葉で飼育し、生育阻害効果を有するウリ科11種、ナス科12種を明らかにした...
摘要 屋外池で飼育した平均体重1gのマミチョグ(Fundulus heterocloitus)の当歳魚を設定濃度75ppb(実測濃度53ppb)の酸化トリブチルスズ(TBTO)に24時間暴露したのち...
摘要 毒性試験の指標魚種となる可能性のある海産魚の成長段階別の生理学的変動を明らかにするため、4年度は汚染物質の動態と関連していると考えられる水交換速度の測定を、メジナを供試魚として行った。供試魚(...
摘要 体重80~110gのマダイについて個体の酸素消費量に及ぼす汚染物質の影響を検討した。正常魚の酸素消費量、鰓換水量及び鰓蓋運動数を求めた結果、それぞれ0.157±0.019mg/g/hr、44....
摘要 マミチョグ(Fundulus heteroclitus)の安定した種苗生産法と受精卵から孵化仔魚の時期をも含めた小型水槽内での流水式飼育法を開発し、酸化トリブチルスズ(TBTO)に対する初期生...
摘要 汚染物質の慢性毒性を評価するに当って成熟再生産に及ぼす影響の解明は重要である。そこで、小型水槽内で容易に成熟し、自然産卵することが明らかになっているマミチョグ(Fundulus heteroc...
摘要 食菌性昆虫の寄主範囲とその選択性を制御している機構を明らかにすることは、森林昆虫の生態における役割の解明という観点からだけでなく、新たな栽培きのこの害虫を予測しその加害を制御する方法を早急に確...
摘要 マツノザイセンチュウ耐久型第■期幼虫の形成要因の簡便な生物検定法を開発するため、マツノマダラカミキリ成虫をクロロホルム・メタノール混合溶媒で抽出し耐久型幼虫形成能を検定した。さらに水に溶解後ヘ...
摘要 食菌性昆虫の寄主選択性を明らかにするために、主要な寄生昆虫である双翅目ならびに鞘翅目に対するキノコの誘引性を判定できる生物検定法を開発する。野外採集キノコとその抽出物を誘引源としたトラップを試...
スギ・ヒノキ穿孔性害虫の誘引物質の生物検定法の開発(277)
摘要 ヒノキカワモグリガの性フェロモンを単離・同定するため、GC-EADによる感覚器レベルの生物検定法を開発・確立する。GC-EADとは試料のGC分析においおてGC排気の一部を昆虫の触角に向かって流...
摘要 シイタケに含まれるセモンホソオオキノコムシに対する誘引物質を単離・同定するために生物検定法を開発する。簡易生物検定法として、シイタケの水抽出物とコントロールとして蒸留水を処理したろ紙を直径9c...
摘要 クロバネキノコバエの1種Lycoriera mariの性フェロモンを単離・同定するために本種を大量飼育し、未交尾雌成虫を大量に採集する方法を確立する。Lycoriera mariのマッシュルー...
摘要 マツノマダラカミキリの発生予察ならびに殺虫剤を使用しない防除のために開発された誘引トラップは、マツノマダラカミキリをトラップ周辺までは誘引するが、トラップに定位させる力が弱く大量誘殺には利用で...
摘要 数種のキノコバエ、クロバネキノコバエ、ショウジョウバエを、ショウジョウバエ用培地に乾燥きのこ粉末を加えた飼料で飼育したが、十分な生育が見られず、生物検定はできなかった。きのこまたは脱脂綿に含浸...
摘要 昆虫の性フェロモンを高純度で得るために雌から放出された性フェロモンを空気捕集する装置を開発し,そのままGC-EAG装置を用いて分析する方法を検討した。アセテート,アルコール,アルデヒドの3種類...
生体防御、成長増進等機能性プランクトンの探索法の開発と利用(56)
摘要 増養殖魚介類の生理活性増大に有効に作用する生物活性物質、ユビキノン、ザイモザン、コンカナバリンA、インシュリンおよびビタミンEの活性の生物検定法確立のために、実験生物としてワムシ、原生動物繊毛...