摘要 医学臨床細菌学領域においては、分離菌株の同定に各種の同定キットが開発され実用化されている。これら市販の同定キットが主な魚病細菌の同定に使用できるかどうか検討した。市販のグラム陰性菌同定用キット...
真菌類の病害の同定、生態の解明及び簡易診断法の開発(626)
摘要 ヒラタケ、エノキタケ、ブナシメジ及びシイタケの各栽培施設において浮遊・落下した菌の数は各施設とも培養室が少なく、栽培工程が進むにつれて増加する傾向にあり、生育室が最も多かった。分離菌の内Pen...
摘要 青森営林局三本木営林署管内十和田湖町の113林班30年生カラマツ林で、根株腐朽病の発生実態を調査した。腐朽状態は辺材腐朽と心材腐朽の2種類であった。腐朽は林分全体に見られ、地形や土壌との関係は...
植物蛋白質の同定ならびに相同性の比較のためのモノクロナール抗体の利用(108)
摘要 引き続き国内外の研究室との共同研究により種々の抗原に対するモノクローナル抗体の作製を行っている。本年度は依頼研究員制度により四国農試病害研究室とPotyウイルスグループに属するBYMV(インゲ...
摘要 サケ・マス、アユ、ウナギ、コイの細菌性疾病を対象として、細胞診断による臨床診断技術、生化学的特性および分子生物学的特性による細菌迅速同定技術、選択培地・キット等による簡易診断技術、治療薬の迅速...
摘要 市販のレンサ球菌同定用の各種キットについて魚病由来レンサ球菌の同定を試み,その有用性を検討した。キットとしては,MINITEK(ベクトンディッキンソン社),API120STREP,及びAPIZ...
火山灰の陰イオン組成とそのバランス解明に基づく灰化学性の簡易診断
摘要 雲仙普賢岳噴火に伴う降下火山灰、泥土の組成を陰イオンを中心に調査しその特性を明らかにする。■ごく初期の噴火による火山灰(火口付近)に硫酸、塩素含量のかなり高く(各最高4.2、1.4meq/10...
摘要 きのこ類の菌床栽培の環境は害菌にも好条件となるのでその被害の防止が重要である。真菌類の害菌について、分離・同定、病原力、感染経路等を検討し、その生態を解明して、早期発見に役立つ診断方法を開発す...
摘要 カラマツ50年生林分の伐採跡地で被害実態調査を行った。遠野営林署220ー1林班では全く被害がみられず、生長も良好であったが、同林班ー2では21%の被害があり、林縁部に集中していた。調査範囲での...