摘要 国際競争力のある魅力ある新商品の開発や、新しい蚕糸業の創造のため、高付加価値、地域ブランド等の様々な消費者ニーズに対応し、特徴ある新素材系統の開発を行う。また、このために必要な新しい特性の効率...
摘要 果実の輸入自由化に伴う国際競争力の確保のために、国産果実の高品質化や高付加価値化が求められている。しかし、これまでの高品質の要件としては、糖や酸の含量のみが強調されていたため、それ以外の品質構...
摘要 水素細菌の水素酸化遺伝子を導入したクローバ根粒菌の接種効果について調べた。れき耕したクローバに形質転換根粒菌を接種し、クローバの乾物重および植物個体当たりの根粒数、根粒の水素回収活性、マーカー...
イネいもち病圃場抵抗性極強系統の遺伝・病理学的研究および低農薬化の経済的評価
摘要 東北地域ではいもち病が重大な稲の病害であり、徹底した薬剤防除が行われているが、生産性の向上や環境保全のため、安定した抵抗性品種の利用が望まれる。抵抗性品種の育成を効率的に進め、普及の促進に寄与...
近赤外分光分析法を用いた豆乳による豆腐加工適性の簡易評価法の開発(56)
摘要 大豆の豆腐加工適性試験において、豆腐に比べて簡単に作成できる豆乳によって豆腐の破断強度等の理化学的形質を近赤外分光分析法を用いて推定する簡易評価法の開発を試みた。従来法によって作成した豆腐と近...
小麦のグリーンバーナリ世代促進における高品質選抜法の開発(55)
摘要 子実の胚乳側をハンマーで粉砕して100メッシュの篩を通し、光学顕微鏡で観察することにより硬軟質性を選抜し、胚側で次世代を得る手法について検討した。硬質銘柄1CW及びHRW、硬質品種8品種の粉で...
摘要 近赤外分光分析法による粉体試料を用いた大豆の粗蛋白質含有率の評価法を開発するため、試料処理方法および測定条件による近赤外分析値の変動要因の解明、基準化のためのクロスチェック試験を行った。近赤外...
摘要 吸水・乾燥裂皮検定法を用いて、極難裂皮性遺伝子源の探索及び難裂皮性育成系統の選抜を行った。遺伝子源の探索は100品種・系統を供試した。新たに耐裂皮性が極強と判定された品種は無かったが、東北11...
摘要 小麦134品種・系統の一次~三次特性計37形質、大麦5系統の一次~三次特性計34形質について調査した。供試した系統のうち、ナンブコムギより出穂が早かったのは、大麦さび系1~5号、さび系73号、...
摘要 配糖体成分のうち最も不快味の強い胚軸中グループAアセチルサポニンについて、これまでに見出された異なる型の欠失変異体を用いて遺伝分析を行った。その結果、本サポニンの発現には少なくとも4つの遺伝子...
摘要 高蛋白質系統と多収性品種の交雑後代の刈交0207(東北100号×スズカリ)を供試し、選抜試験を行った。5年度に個体選抜したF7世代の262系統を圃場で栽培し、それらの中から成熟期、草型、病害お...
摘要 ソバ種子エタノール抽出物の抗酸化活性の簡易測定法を検討した。果皮および子実のエタノール抽出物の脂質過酸化率とポリフェノール含量の対数との間には、どちらにおいても高い負の相関関係が認められた。即...
摘要 混播草地のシロクローバが消滅する要因であるシロクローバ菌核病に対する抵抗性品種を開発するため、簡易な抵抗性検定法の確立を目指す。6年度は、積雪を用いずに、恒温器内で低温・高湿度の模擬積雪下条件...
摘要 赤さび病抵抗性品種育成のために導入された品種・系統及び育成系統について、製粉歩留、原粒とA粉の粗蛋白含量及びA粉のアミロース含量を調査した。製粉歩留は、4系統が70%以上であったが、50%以下...
摘要 東北農試育成の7品種・12系統を供試し、青未熟粒の品種・系統間差異を検討した。各品種・系統それぞれ20粒をサンプリングして色差計(カラーアナライザー:TC-1800MK2)で種皮色を測定し、各...
摘要 5年度は混播条件下で選抜された後代について圃場調査を実施したが異常気象と土壌条件の悪化のため必要なデーターが得られなかった。同時に混播適性解明のための簡易的なクローバ率の画像解析法を利用した推...
摘要 他殖性植物であるシロクローバの狭義の循環選抜法の開発を行う。和合遺伝子を利用し、自殖系統後代で他殖性を示す個体による合成系統は優れた特性を示すことを明らかにした。5年度は自家和合遺伝子を利用し...
摘要 シロクローバの種子生産性に関与する要因について生理的・遺伝的に調査を行う。4年度に行った3水準の刈り取り処理が翌年の種子生産性に与える影響について調査した。2回刈取り区(8月、10月)が最も多...
摘要 透過型近赤外線分析機(近赤機)と実測値との相関係数は、r=0.9以上の項目は60%粉蛋白含量、r=0.8以上の項目はストレート粉灰分含量、灰分移行率、末粉灰分、60%粉灰分含量、60%粉のゼレ...
摘要 根粒菌はマメ科植物と共生し、植物の3要素の1つである窒素を、窒素固定作用により宿主へ供給する。しかし、この際水素が発生し、窒素固定のためのエネルギーの1/4が失われる。また、水素は窒素固定酵素...