| 課題名 |
柑橘類由来優良酵母利用技術研究 |
| 研究機関名 |
愛媛県工業技術センター
|
| 研究分担 |
食品加工室
|
| 研究期間 |
完H14~15 |
| 年度 |
2003 |
| 摘要 |
酒造業界では、地域性を有し、他産地と差別化を図れる商品の開発が強く求められている。愛媛県では、柑橘類が特産品であり、「愛媛=柑橘」のイメージは広く全国に浸透している。そこで、強く地域色があり、かつ特徴のはっきりした酒類の開発を目的として、柑橘類果皮等から酵母を分離し、酒類醸造用としての性質を研究した。 1 甘夏みかん果皮及び果汁から、30株の酵母様微生物を得ることができた。 2 果汁での発酵試験の結果、発酵液のアルコール濃度が7.5%に達し、香味も良好な8株が選抜できた。 3 選抜した8株について、清酒の小仕込み試験を行い、醸造特性を評価した。その結果、NHM-1株は、酒類醸造用として、優良でかつ従来の酵母と異なる特性を有していることが分かった。 4 NHM-1株は、K7、K9株より、酸生成が1.8倍程多く、アルコール生成が0.75倍とやや少ない傾向にあった。また、香気成分であるエステル類、高級アルコール類が総じて少ない傾向にあった。これらのことから、NHM-1株は、K7、K9株より低アルコールの濃醇な清酒の製造に適していると考えられる。また、清酒様の香気の生成が少ないことから、柑橘の果汁の発酵等、原料の香気を活かした酒類製造に有用であると思われる。
|
| 戦略 |
食品
|
| 専門 |
食品加工流通
|
| 部門 |
果樹
|
| カテゴリ |
加工
なつみかん
|