課題名 | 28.新たな米生産調整拡大に対応した水田転作大豆の高生産技術 (1)大豆の大規模生産における高品質・低コスト生産技術の現地実証と営農モデルの策定1)組立技術の現地実証と技術的評価 |
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研究機関名 |
福岡県農業総合試験場 |
研究分担 |
農産部 |
研究期間 | 完H11~15 |
年度 | 2003 |
摘要 | 大豆の大規模生産における高品質・低コスト生産のための新技術を組み立てて現地において実証し、技術的評価を行った。 本年の7月は降雨が続き、慣行耕起播種では7月25日頃まで播種ができなかった。浅耕一工程播種では播種2日前~前日に30~100mmの降雨があり土壌水分33~35%の多湿条件でも播種可能で、苗立率も90%と高かったことから実用性が実証された。「サチユタカ」は7月13日播および7月22日播においてa当たり30kg程度の収量が得られた。倒伏はみられず、成熟期は10月24~27日で早かった。しかし、カメムシによる青立ち株の発生や成熟期後の裂莢が目立ち、しわ粒の発生等で検査等級も2等と劣ったことから、品質向上対策を明らかにする必要があると思われた。 |
研究対象 | 大豆 |
戦略 | 土地利用型農業 |
専門 | 栽培生理 |
部門 | 大豆 |
カテゴリ | カメムシ しわ粒 水田 大豆 低コスト 播種 |