課題名 | 57.窒素ゼロエミッション型農業技術の確立 (2)露地野菜の養分吸収特性に基づく効率的施肥法1)露地野菜の養分吸収特性の解明 |
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研究機関名 |
福岡県農業総合試験場 |
研究分担 |
土壌・環境部 |
研究期間 | 完H13~15 |
年度 | 2003 |
摘要 | 野菜栽培において環境負荷の少ない効率的施肥技術を確立するため、主要な露地野菜を対象に窒素吸収量の推移を時期別に明らかにした。供試野菜はホウレンソウ、リーフレタス、ニンジン、ダイコンで基準量を施肥し、その他は慣行に準じて栽培した。いずれの作物も、生育初期の窒素吸収量は緩慢で中期以降に急激に増加した。収量1t当たりの窒素吸収量はホウレンソウが4kg、リーフレタス、ニンジンが2.5kgであった。また、土壌のアンモニア態窒素は秋や春には速やかに硝酸態窒素になるが、低温期にはアンモニア態窒素のまま存在することが認められた。得られた各作物の窒素吸収量に基づく適正な施肥技術について今後検討する。 |
研究対象 | 共通 |
戦略 | 園芸、環境 |
専門 | 土壌肥料 |
部門 | 野菜 |
カテゴリ | 肥料 施肥 だいこん 土壌管理技術 にんじん ほうれんそう 野菜栽培 リーフレタス |