63.水稲病害虫の発生生態と防除  (1)総合的病害虫管理技術の確立・実証

課題名 63.水稲病害虫の発生生態と防除  (1)総合的病害虫管理技術の確立・実証
研究機関名 福岡県農業総合試験場
研究分担 病害虫部
研究期間 完H12~15
年度 2003
摘要 温湯種子消毒:比重選はもみ枯細菌病菌の菌密度低減に有効であり、温湯消毒はもみ枯細菌病に対する種子消毒法として有効であった。ばか苗病、褐条病、心枯線虫病に対して薬剤処理と同等の防除効果があり、実用性があると考えられた。ケイ酸質資材:フィプロニル・トリシクラゾール粒剤箱処理より劣るものの、育苗箱当たり200gのイネルギーの施用とウオーターシリカの本田施用を組み合わせることで葉いもち及び穂いもちに対して発病抑制効果が認められた。紋枯病の簡易予察調査法:品種ヒノヒカリで畦畔部のみを調査する簡易予察法により、水田内での紋枯病の発生状況が推定できる可能性が示唆された。コブノメイガの性フェロモンによる発生予察:武田式粘着トラップ、コーントラップを圃場の内部と周縁部に設置したところ、捕獲数は内部に設置した武田式トラップで多かったが、コーントラップでは内部でも少なかった。カタグロミドリカスミカメ放飼によるウンカ類の防除:セジロウンカ、トビイロウンカとも主要な飛来は7月13日頃で、飛来量は多かった。カタグロミドリカスミカメを7月11日に雌雄1,800対放飼した結果、トビイロウンカの密度は放飼区画の一部で低くなり、放飼効果が認められた。
研究対象 水稲
戦略 土地利用型
専門 病害、虫害
部門 水稲
カテゴリ 育苗 温湯消毒 害虫 管理技術 種子消毒 水田 水稲 性フェロモン 品種 防除 もみ枯細菌病 薬剤

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