64.ふくおか安心農産物認証制度を支援する減農薬防除体系の確立 (1)施設果菜類における50%減農薬防除体系の確立1)イチゴ、トマト、ナスの減農薬防除体系の確立

課題名 64.ふくおか安心農産物認証制度を支援する減農薬防除体系の確立 (1)施設果菜類における50%減農薬防除体系の確立1)イチゴ、トマト、ナスの減農薬防除体系の確立
研究機関名 福岡県農業総合試験場
研究分担 病害虫部
研究期間 継H15~17
年度 2003
摘要  イチゴ灰色かび病に対するボトキラー水和剤の常温煙霧処理の効果:無加温ビニルハウスで3月中旬から1週間間隔で3回、300g/6~10l/10aを処理した結果、調査期間中のイチゴ葉の表裏面には大量のバチルス・ズブチルス細菌が定着しており、発病が抑制された。本剤はイチゴにおけるローテーション防除薬剤の一つとして減農薬栽培に寄与できると考えられた。アザミウマ類に対する生物的防除資材の効果:ククメリスカブリダニ、デジェネランスカブリダニの防除効果を検討した結果、両種はアザミウマの幼虫だけを捕食することから、アザミウマの密度を抑制する効果はあるものの、外部から成虫の飛び込みが多くなる時期には効果が低いと考えられた。施設栽培ナスにおけるボトキラー水和剤ダクト内投入散布の防除効果:慣行薬剤防除に付加してボトキラー水和剤15g/10a/日を毎日1回暖房機ダクト内に投入した結果、慣行防除に比較して発病が軽減されたことから、ダクト内投入散布の効果はある程度認められた。今後多発時の効果の検討が必要である。ナスにおける天敵類と選択的農薬を組み合わせたミナミキイロアザミウマの防除:タイリクヒメハナカメムシと新規の天敵に悪影響がない薬剤プレオフロアブルを組み合わせた効果を検討した。その結果、タイリクの0.5頭/m2の1週間間隔の2回放飼とプレオを組み合わせることで、ミナミキイロの密度を長期間抑制できた。プレオフロアブルは、オオタバコガ、ハモグリバエ類に効果が高く、チリカブリダニやコレマンアブラバチに悪影響が認められないことから、促成栽培ナスの総合的病害虫管理の中核的な役割を果たすと考えられた。促成栽培トマトにおけるボトキラー水和剤ダクト内投入散布の防除効果:ボトキラー水和剤15g/10a/日を毎日1回暖房機ダクト内に投入する方法は、ある程度効果が認められたが、多発時での再検討が必要である。トマトにおけるバンカープラントを併用した天敵利用法:定植後の9月上旬から天敵ハモグリミドリヒメコバチ100頭/10aの2週連続放飼に、バンカープラント1個/10aの4週連続導入を組み合わせた結果、4月上旬までハモグリバエ類の密度を低く抑え、慣行防除と同等の抑制効果があった。導入したバンカープラントからは、41~119頭のハモグリミドリヒメコバチが再生産された。
研究対象 イチゴ、トマト、ナス
戦略 園芸
専門 病害、虫害
部門 野菜
カテゴリ 病害虫 いちご 害虫 カメムシ 栽培技術 施設栽培 生物的防除 天敵利用 トマト なす 農薬 防除 ミナミキイロアザミウマ 薬剤

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