課題名 |
ウリ科果菜類への耐病性遺伝子による形質転換体特性評価 |
研究機関名 |
熊本県農業研究センター
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研究分担 |
バイオ育種
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研究期間 |
完H11~15 |
年度 |
2003 |
摘要 |
目的:形質転換により、メロン・スイカ等に罹病性があるキュウリ緑斑モザイクウイルス(CGMMV)耐性台木の育成を行う。計画:効率的な培養条件の検討をおこない、アグロバクテリウム法によりCGMMVのコートタンパク遺伝子を導入しメロン及びスイカ用台木の形質転換体を作出する。得られた成果:メロン台木(台木用メロン)では、ショ糖濃度を2%とし、BA0.5mg/l、ABA1.0mg/lを添加した不定芽誘導培地に3日間、その後BA0.1mg/l、ABA0.1mg/lとした培地に移植して、11日間程度置床することにより、生育の優れる不定芽の育成が可能であった。シュートを0.1mg/lのIBAを添加した培地に移植することで発根率が向上した。培養体の状態でPCRによるCGMMVのコートタンパク遺伝子の存在を確認できた個体について順化を行ったが、順化個体で遺伝子導入が確認できた個体は得られなかった。スイカ台木(ユウガオ)では、培養体の状態でPCRによるCGMMVのコートタンパク遺伝子の存在を確認できた個体について順化を行ったが、順化個体で遺伝子導入が確認できた個体は得られなかった。メロン、スイカ台木とも除菌が不十分だったと考えられた。
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研究対象 |
メロン、スイカ
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戦略 |
作物育種
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専門 |
育種
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
育種
きゅうり
すいか
台木
メロン
ゆうがお
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