高冷地におけるイチゴの安定多収技術の確立

課題名 高冷地におけるイチゴの安定多収技術の確立
研究機関名 熊本県農業研究センター
研究分担 高原農研
研究期間 完H12~15
年度 2003
摘要 高原地域の夏季冷涼な自然条件を活かし、高収益が期待されるイチゴ「北の輝」の栽培技術を確立する。また、普及段階に入ったイチゴの高設栽培技術について、高冷地における肥培管理技術の組立実証を行う。 小課題(1)夏採りイチゴ連続安定収穫体系の確立―H15までの課題をH14で繰り上げ完了「研究成果」(1)7月~10月に連続収穫を行うためには、5月中旬定植と6月上旬及び6月下旬定植の作型を組み合わせることが必要である。(2)この場合5月中旬定植では2月上旬から夜間最低10℃を確保して苗の保温を行い、花芽分化処理無しで定植を行うことが可能であるが、6月上旬以降定植の作型では花芽分化処理が必要である。(3)基肥の窒素施用量は1.0kg/aが適当である。(4)夏期の高温対策として遮光資材は40%程度のものを用いるのが適当で、マルチ資材としては白色不織布の地温抑制効果が高く収量性も向上する。(5)栽植密度は畦幅120cmの場合で株間20cmが適当で、1果房当たり10果程度まで着果制限を行ったほうが収量性が向上する。
研究対象 イチゴ
戦略 園芸
専門 栽培生理
部門 野菜
カテゴリ 安定多収技術 いちご 高温対策 栽培技術 肥培管理

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