課題名 | 集合フェロモンを利用した果樹カメムシ類の環境保全型防除技術の開発 |
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研究機関名 |
宮崎県総合農業試験場 |
研究分担 |
生物環境部 |
研究期間 | 完H14~15 |
年度 | 2003 |
摘要 | 周期的に多発生する果樹加害カメムシ類の集合フェロモンが開発されたことから、その誘引性と各種資材を組み合わせて、効率的な防除技術の開発を目的に実施した。集合フェロモンはツヤアオカメムシ及びチャバネアオカメムシを、本剤設置源から2m以内に強く誘引した。さらに、青色灯と組み合わせることによって誘引力が強力になった。誘殺トラップとしては青色灯と組み合わせた誘引源の周囲を2m角、高さ1.8mを取り囲んだ4mm目の防風ネットに殺虫剤を散布したものが最も大量に誘殺し、集合フェロモンを設置した鉢植えの木本植物に殺虫剤を潅注したトラップも有効であった。これらのトラップを設置したカンキツ団地においてカメムシ類の被害を調査したが、被害軽減効果については判然としなかった。 |
研究対象 | 柑橘類 |
戦略 | 園芸・環境 |
専門 | 害虫 |
部門 | 果樹 |
カテゴリ | 害虫 カメムシ フェロモン 防除 その他のかんきつ |