| 課題名 |
山菜の安定生産技術の確立と高品質系統の作出 |
| 研究機関名 |
山形県森林研究研修センタ-
|
| 研究分担 |
森林研究研修センタ-
|
| 研究期間 |
継H15~19 |
| 年度 |
2003 |
| 摘要 |
目的:多雪山間地特有の山菜であるタケノコ(ネマガリタケ)は近年人工栽培が増加しているが、その苗の確保が難しく栽培用苗が不足している。そのため、短期間での大量増殖が可能な組織培養による増殖技術の開発と、その栽培技術の確立を図る。また、栽培が定着している他の山菜類も今後増産から生じる市場間競争に打ち勝つために品質の高い系統を作出する。 研究の要約:開花したネマガリタケからのタケノコの発生状況を調査するために、栽培地と自生地での開花個体とそれに隣接する健全個体からのタケノコの発生状況を調査した結果、栽培地・自生地ともに開花が起こるとその個体からのタケノコの発生が無くなり、収穫が行えないことから、栽培地では開花時点での改植の必要性が示唆された。ネマガリタケの組織培養により作られたポット苗の成長を調査したところ、順化後3年目でランナーを発生することが明らかになった。実生苗の生育ではランナーの発生後に急激な成長を示しており、また、この段階のポット苗は根系が繁茂し移植作業が容易であると伺えることから、育苗期間はポットで3年行うのが好ましい。山菜優良系統の候補の選抜に際し、指標に用いる、あく無しワラビの系統を山梨県総合農業試験場より分譲いただき、当センター圃場に保存栽培を行った。 今後の問題点:ネマガリタケ苗の組織培養による増殖率を高めることが必要である。また、育苗終了後、定植してからの成長量を調査し、定植方法を決定する必要がある。山菜の高品質系統を選抜するために、候補となる系統を広く収集していく必要がある。
|
| 戦略 |
森林・林業・木材産業
|
| 専門 |
バイテク・キノコ
|
| 部門 |
林業
|
| カテゴリ |
育苗
改植
栽培技術
たけのこ
わらび
|